炎上商法自体が非常に嫌なんだけど、その先の「計算した上で炎上させているんだ」まで言っちゃうパターンの人による炎上商法はさらに嫌。
人のネガティヴな感情を呼び起こして、それを食い物にしているって構造が嫌悪してしまう理由です。
- 作者: 田中辰雄,山口真一
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2016/04/22
- メディア: 単行本
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何を偉そうに……と思っちゃうんだよね。
でもそうやってこちらが感情逆撫でされることこそ「炎上させている」人たちの思うツボなわけでさらにうぐぐってなる。
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体感では人を怒らせるのって、感情操作の中では一番簡単な部類に入る。
それを計画的にやってるんですよ、みたいなことを誇られても。
一番難しいのは笑わせることだと思っていて、だからお笑い芸人さんとか結構な尊敬していたりもするんですよ。
……お笑い芸人なのに、炎上させてる人いるよなあ。お笑い芸人なのに人怒らせてるってなんなんだろうな。難しい人を笑わせることを生業にしているから、どこかカッコいいのに……人を怒らせることを生業にしちゃったらお終いではなかろうかという。
あと政治家さんにも何人かいますね。
この人たちの仕事も、大きく言えば国民の幸福を実現することだと思うんですが、そういう職業の人がその国民をイラつかせてどうするんだっていうね。
まだその炎上の中に、なにか考えさせるものが含まれているなら少しだけ理解はする。とはいえそういう方法でしか人に何かを考えさせることが出来ない自分を鍛えるべきだと思いますけど。
過激ならいいみたいな風潮、マジでやべえと思います。この辺は味覚と一緒で、濃い味のものばかり食べていると素材の優しい味の美味しさとかが分からなくなってくる。
知り合いに一人「松屋って味薄くね?」と言ってる奴がいますが、ここまでくると末期かと思います。
説明が難しいけど、言葉もそういうことです、はい。