記憶の限りではガキの時分、結構な心配性だった。
本当に細かいところだと「明日、日直だわ……」とかそのレベルでちょっと心労かかるみたいな。

「心配性」と上手につきあう方法―小さいことが気になる人の気分転換
- 作者: 大野裕
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
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若い時心配したり不安になっていたこと、大人になって思い返すと笑ってしまうようなものでした……とはうちの母親の言だが、既に納得できてしまう自分もいる。
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なんやかんやで自分の心配性な性格は割と治せていると思うんだけど、その方法は理論的な積み重ね。
何か問題があった時に、心配になる、不安になって悩む、それをしているだけでその問題は解決しただろうか……と考えた時に、まあ解決するわけがないな、と。
じゃあそんなもん無意味ではないか……みたいな、至ってシンプルな論理を丁寧に自分に刷り込んでいった。
・「今自分は不安になっている」というメタ認知
・生産性があることについて心配しているのかのチェック
・生産性があることならば心配という感情から解決のための思考に切り替える
・時間でしか解決出来ない問題は多々あるので、それを判断して放置するものは放置する
あとはこの辺りを徹底ですかね。とにかく思考をロストした状態の「どうしよう……」みたいな心配や不安がいかに意味がないかを理解しないといけねえかと。やはりここでも感情を理性でコントロールするのが大事。
ちなみに「心配性の人の方が成功する」的な本も結構出てるみたいだけど、それって正確には「心配性な部分を質的変換できる人は成功する」だと思う。
心配や不安が多いってことは、それだけ用心深いというかアンテナが敏感とも言える。
それを咀嚼して解決できる形と、できる頭に切り替えることが出来れば、まあ成功は近付くでしょうな。
なんというかそういうことを書きたかった記事です。