心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

美味え中華そば。「中華そば東京屋」

先日のお引越しで以前住んでた家から随分近寄ったラーメン屋さんに今回の「中華そば東京屋」があるんですな。

r.gnavi.co.jp
以前(といってもかなり昔のことですが)東龍という名前のラーメン屋さんだったお店で、ちょっと調べてみたら東京屋というお店とその東龍が合併的なことをして生まれたのが今の「中華そば東京屋」だそうで。

龍時代の記憶としては「美味しかった」というのだけ残っているんですが、各種グルメサイトのレビューなどを読んでいると東龍時代のエッセンスもちゃんと残されているらしい。
そりゃ美味いわけです。

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12時直前くらいに入店したんですけど既に席は8割方埋まっているという盛況っぷり。そもそもあまり広いお店ではないし、地元の人気店らしく家族で、会社の同僚でのテーブル席への常連さんに、自分のような一人での来店の人も多数。年齢層もお爺ちゃんお婆ちゃんから20代前半くらいの若い男性まで幅広く、エッジの効いた選民思想的ラーメンとは対極にある感じが漂います。

メニューは中華そばにはじまり、味噌ラーメンや油そばなど幅広し。
今回は看板メニュー的な「東京そば」というのを注文してみました。「えどそば」と読みます。

いいですね~。
そそるフォルムです。

麺は細めのストレート。加水率は低めで、この食感がいい。中華そばだから縮れ麺だろ!みたいなイメージを吹き飛ばすくらいスープとの相性も良好。

スープは一口目は少し薄味に感じるものの、食べ進めるうちにダシの旨みが広がり始めてどんどん美味しくなってきます。魚介と鶏とが一体化した優しいけど深いスープという感じ。

個人的には具材へのこだわりが素敵でした。
豚と鳥の2種類のチャーシュー、分厚いながらも噛めばあっさり噛み切れるメンマ。煮玉子の半熟具合も好みで、何より冷たいまま乗っかってくるお店も多い玉子が温かいってのが。


いやー、万人に愛される味ってのがよく分かりました。素直に美味しかった。
龍時代は味噌ラーメンがウリだったみたいなので、次回は東龍イズムを感じるべく味噌系を攻めてみようと思います。