坂本龍馬が出てきたと思ったらチョイ役な感じで、結局久坂玄瑞・高杉晋作編が突き進んでついに決行の日ですってよ。
次代の吉田家当主は小太郎くんです。おじさまスパルタ教育だからキン肉アタルみたいなことにならないことを願う。
一方京の都では久坂玄瑞が破約攘夷へと突き進んでいた……。
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江戸の松陰墓の移転につき、高杉晋作が謎の漢気を発揮。
つーか伊藤博文結婚ッッッ!!
まあ最終的に日本政治の頂点にまで偉くなるあたりね。そういう意味では一番の成功者かもしれん。
将軍・家茂の上洛。
高杉晋作の思惑が読めない皆さん。周布さんも桂さんも読めないレベルであります。
高杉晋作はもはや気運を高めるだとかその程度では変えられないと思っていた。直接的・物理的に倒幕をするしかない。
周布政之助の「10年待て!」は、高杉晋作には酷過ぎるぜ……おそらくっつーか出家しおった!法名は東行だそうで。
意外というかちゃんと現実を見ているし、だからこそ自身が出家するという選択肢が出てくるあたりの世間と自身への冷静さはさすが高杉。
攘夷宣言をゲットした久坂勢。だけど本当の戦いはこれからだ!……ってところで妙に色に狂いかけていますな。
文さん的にはそれが不安か。
高杉晋作は勝つ戦をするために今は戦わない。
山口は対外戦の最前線的な場所だから、久坂玄瑞は動けないってのが実際だと思いますけどね。
「捨てられないものが多いと動けなくなる」。
仁先生のこの言葉は、どこかゴローちゃんを思い出す。
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嫁をもってまるで理解できない久坂玄瑞。攘夷ってなんだよ!?という正直なお気持ち。
仁先生、そして仁先生の妻でもある姉の粋な計らいで山口へ向かう文さん。
ようやく主人公らしい旅が始まった!!
……この仁先生との旅が地味に再婚へのフラグを積み重ねている感じあるな。
久坂玄瑞を変えた吉田松陰の言葉を引き合いに出す。
戦うことで日本を変え、日本を救う。
そして久坂玄瑞が藩士になったぞ!グイグイ話が進みおるな。
毛利の殿様と直接話しちゃってる文さん。畏れ多すぎる。
迷った時には吉田松陰の言葉を思い出していたんだってよ殿様。
久坂玄瑞の戦いは対外国だが、文さんにとっての戦いはそんな旦那さんとどう向き合っていくか。
「行け。輝け……」
これ殿様の言葉だったのかよ。そして見送る側の覚悟の想いだったんですね。
再会。気まずいな微妙に。
もう文さんの方が覚悟決まっちゃってる。
帰りを待つこともしない。ただ、久坂玄瑞が夫であることを誇りに思うと。
……うーん、いいですね。大河ドラマっぽくはないけど。
次週は高杉晋作による奇兵隊結成だ!
わずか一週間の出家でしたな。