心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

花燃ゆ 第32回「大逆転!」感想

高杉晋作の挙兵によって風雲急を告げる長州!
大逆転スマッシュブラザーズだ!!

椋梨さんが荒れ狂う中、仁先生の処刑が高杉晋作のクーデターによって延期。
今週は高杉無双だぜ。
文さんもこの一報によって牢から出され、姫様の警護へ。

OP前の盛り上がりは期待大です。

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「これより萩へ登り、椋梨を討つッ!」
いいですね。タクティクスオウガとかFFタクティクス的セリフ。

雪が降りしきる中、約束の寺で仲間の終結を待つ高杉。
伊藤博文……これイケメン。
「私の志は、立身出世です!」
「わしと来ても、出世はないぞ。」
「義のない出世なら、いりません。」

高杉晋作の想いに呼応した人間はたっぷりだ。
「奴らの手から、長州を取り戻すッ!!」

マジこの1ヶ月くらい高杉晋作が主役だな。
主人公は文さんだけど、実際は吉田松陰久坂玄瑞高杉晋作みたいな感じで、人ではなく時代を主人公にした作品なんだろうなあと思いますな。

文さんは微妙に「政治に口出しするな」と釘を刺されながらも、仁先生の生存フラグで一安心だ。


高杉父はおそらくこの展開まで見切っていたんだろう。しゃあしゃあと「倅とは縁を切りましてございます。お心遣いありがたく」とは粋。

きっちり奥を利用して高杉嫁をディフェンスする文さん。
子供って、奥の世界にとってなんなんすかね。完全なる道具だよな。


椋梨の手は今の所抑えている高杉・文さんの戦略。
軍艦まで手に入れた高杉軍。
農民たちはすでに椋梨率いる政治に反発しまくってるんですね。
奇兵隊も動き出す中、高杉晋作はどう動くか。

戦争に必要なのは、やっぱり飯と金。
高杉のヤローが奇兵隊に米を届けに来たぜ!!
高杉晋作の戦いは、長州に暮らす農民たちまでを含めた戦いなのだ。


雨の中、森に潜む高杉隊。
高杉の放つ拳銃の弾丸が火蓋を切った。人数が少ない時はゲリラアタックが基本だ。
「名もなき民の力を得て……」の展開は定番だけど激アツです。


強か極まりない高杉晋作の嫁。
「私が奥にいれば、高杉は城には攻めてこないっすよ」
このロジックは間違ってないからなあ。


彦介死んじまったよ。
親より先に死ぬのはねえ、どうしても不幸です。

高杉無双でついに仁先生の処刑がなくなった。
高杉父の立場はまた複雑だ。


高杉と椋梨の和議の仲介を申し出たのは、原田泰造その人だ!
椋梨の野郎がその直後に原田泰造を襲う。
ここに至っては戦いは避けられない。
ぶっちゃけ最後の引き金を引いたのは椋梨じゃないのコレ。
ここまで攻め込まれてまだ折れないのかよ椋梨。アホか。

椋梨もアホだけど、お家の権威だのなんだの偉そうに宣って、一人一人のリアルな生を見れていない奥方もなかなか頭のカタイお人で。


長州内乱はいよいよ決着し、世継ぎが産まれて文パパの寿命も近いか。
次回「花となるために」。