愚地独歩、立ち上がる!!

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/11/07
- メディア: コミック
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前回綺麗に逆袈裟に斬られたあげく、顔面を縦拳でぶっ叩かれてダウンした我らの武神。
刃牙道 第38話「舞踊る」感想 - 心の雑草
今週はそこから見せつけるように片手で逆立ちしつつ立ち上がり、天地上下の構えで臨戦態勢だッ!!
「斬ったではないか」
「斬ったフリだろ」
・・・アレ?
独歩氏、痛くないのか。刃牙さんはしっかりとその身体に衝撃を感じていたんですけど。
やはり刃牙レベルのリアルシャドーができる人間じゃないとダメージは受けないことが発覚。これは刃牙世界のそうでもない人たちの出番が近い。
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宮本武蔵のミスは真剣を持たなかったこと。
独歩はそう言います。
武蔵のいいところはこういう批判コメントにも素直に対処するところですね。なんかクソリプだらけの刃牙の世界に訪れた一陣の風であります。
「ふむ・・・」
確かになー。本当には斬ってねえしなー。
そんな調子で武蔵さん、徳川家に代々伝わる名刀「国虎」を光成公から借り受ける。
国虎、ですか。あんまり有名ではない日本刀ですかね?と思い簡単に調べてみました。
刀 和泉守国虎 | 刀剣小町 御刀談義室
刀剣略年表 日本刀の刀工
いくつかの記事を発見。国虎さんは実在したようです。
江戸期に作られたもので、奥州和泉守国虎などど。いわゆる新刀といわれる時代のものです。
著名刀剣標準価格表・「く」〜1 日本刀販売,刀剣販売専門店,名刀のご購入は通販【刀の蔵】
ちなみに参考価格850万円。うおお。
「良い刀だ」
あの武蔵が高評価をしました。さすがは国虎。さすがは850万。
この刀なら、自身の技量、筋力に耐えられるとの判断。
帯刀し、静かに独歩の方を見る武蔵。
この1ページに「武蔵、帯刀!!」のアオリと今週のタイトル「真剣」が書かれてるんですが、この宮本武蔵がすっげーカッコいいのね。
やっぱり刀を持つと違うわ。マンガだけど。
このタイミングで光成さんが謎の種明かしをします。「この人は宮本武蔵本人だ」と。
まあ愚地センセイはとっくに分かってて、「だから刀を持たせたんだろ」と。
うーん、刃牙世界の人は論理的にありえないことを簡単に理解しますね。なんでそんな簡単に受け入れられるんだよ。
「手刀、足刀、貫手etc・・・空手は刀でも槍でもよりどりみどりだぜ」
独歩のこの発言に・・・武蔵が爆笑!!
ただの人間を「武神」と崇め、本人もそれを受け入れる。
紙切れ一枚も切れぬ生身の肉体を刀だ槍だと。
もはや舞踊りですらない。
独歩ブチ切れ!!
跳び蹴りを放ったァ!!
合わせるように武蔵、抜刀!!
次回お楽しみに!!
実に刃牙らしい次週への流れが炸裂。
しかしこれ、独歩先生は足一本持ってかれるんじゃないですかね。足首から先だけ、とか。それで以前手首くっつけてくれた医者の所行って「今度は足かい」とか言われつつくっつけてもらうの。
武蔵は刃牙との戦いで「不安定な姿勢になる蹴り」を否定していたわけだけど、今回の独歩さんは両足浮いちゃってますね。
この状態を武蔵はどう理解しているのかという。
独歩の空手は武術空手だって言いますけど、その割にはずいぶんと派手な「魅せる」技術を乱発しているイメージがあります。最大トーナメントで見せた六波返しとか解禁した方がいいと思うんですけど。
跳び蹴りなんかじゃ勝てねェって!!

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