心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

軍師官兵衛 第37回「城井谷の悲劇」感想

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今週の黒田長政も安心のバカ野郎っぷりを発揮!!

宇都宮一族の謀反、そしてまんまとその罠にはまって独断で進軍してしまう長政青年。
自身の部下たちを連れて進軍するものの、まんまと囲まれて絶体絶命、大切な家臣も失い、ボロボロの状態でなんとか帰還という絵にかいたようなダメさのフルコンボを決めてくれた長政くん。


「申し訳ありません!!」

と素直に謝るあたりはまだいいんですけど


「宇都宮は勝利によって油断しています!いま一度攻め込めば!!」

の言葉で官兵衛の鉄拳制裁がついに発動。

「軍師官兵衛」第36回 「試練の新天地」感想 - ブログで旅することを目指すブログ
前回について書いたコチラの記事で

一回こっぴどく長政懲らしめられればいいと思う!

と書いたんですが、こっぴどく怒られました。

「おめえお願いだから一回マジで頭冷やして!ねえ!お父さんの言うことをお願いだから素直に聞いて!!ねえ!!」
(現代語訳)

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「城井谷の悲劇」がこの黒田長政の暴走による一連の件を指すのかと思いきや・・・。
ともあれ、黒田官兵衛は「宇都宮家を自身の家臣に加える」という方法で謀反を収めることに成功します。
黒田家としては豊前国での謀反は収まり、宇都宮家としても変則的な本領安堵ともいえる状況。単純だけど効果的な策。官兵衛らしいと思います。


宇都宮家の跡取りは官兵衛の元で働き、娘はお手伝いさんとして、そして宇都宮本人は城代としての新しい人生を歩みだしました。
官兵衛をはじめとする黒田家の計らいに、少しずつ心を開いてゆく宇都宮家のみなさん。


しかし!!嗚呼、なんということでしょう!!

狂気に飲み込まれた秀吉によって「宇都宮家を処断せい!」
という命が下されました。


黒田家が生き残る道はただ一つ。
宇都宮家を処断するしかありません。
本当に悲劇はここからはじまるのです。


長政にはしばらく伏せられていた「宇都宮家処断の命」は、立ち寄った加藤清正福島正則によってもたらされます。
自身の考えたこと、行ったことがことごとく裏目裏目になる長政の心は、もはやゆがみ始めていました。
官兵衛は佐々成政のお手伝いに外出中、「黒田家を守るため」という気持ちだけが暴走しはじめ


宇都宮さんを呼び出し、囲って斬り殺しました。

ゴゴゴゴゴゴ・・・
To Be Continued・・・