心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ボディビル初心者に見てほしいミスター・オリンピア3選

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ミスター・オリンピア


それは世界一のボディビルダーを決める大会の名前であると同時に、その戦いの頂点に立った者に与えられる称号。

ギリシア彫刻を彷彿とさせる、たくましくも均整の取れた肉体は見るものを圧倒し、そして魅了する。


「ボディビルダーって筋肉大きすぎて気持ち悪い」なんてことを思っている人もいるだろうけど、そこはやはり世界最高のボディビルダー、「ミスター・オリンピア」。

伝説のミスター・オリンピア達を見ても同じことを言えるか!?


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セルジオ・オリバー

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まずはボディビル界の伝説中の伝説、セルジオ・オリバーである。格闘漫画「バキ」シリーズのビスケット・オリバのモデルにもなった人物である。
1965年から始まったミスター・オリンピアだが、彼は1967年の第3回大会から3連覇を果たした人物だ。


175センチという身長に110キロ弱という驚異的な筋量の肉体でありながら、その身体は重さを感じさせない、美しいバランスを保っている。


特筆するべきは胸囲とウエストとの差。まるでハチのように鋭くくびれたウエストがたまらない。

もう一つの特徴はその腕の太さ。よく見てもらえば分かるが、腕とウエストの太さがさほど変わらないのだ。すげえ。


ちなみに上の写真のポーズ、名前を「オリバー・ポーズ」という。
自身の強みである腕の太さと絞られたウエスト、そしてたくましい脚。それらを同時に100%魅せるこのポーズの創始者なあたりも、「伝説」の名に相応しい。


アーノルド・シュワルツェネッガー

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さて、そんな「伝説」セルジオ・オリバーも、1970年の大会で敗れることになる。

伝説を超えた男、それがアーノルド・シュワルツェネッガーだ。みんな知ってる彼だ。州知事やってたな。

シュワちゃんはボディビルダーとしてはかなり甘いマスクをしていたのも良かったのかもしれない。まさに「シュワちゃん」といった感じだ。


オリバーを倒せた勝因は、筋量もさる事ながらそのディフィニッション(皮下脂肪を落とし、美しく見える筋肉の形)の良さ。写真をご覧ください、胸筋バリバリでしょ?
ちなみにバイセップスしてる時の二頭筋とかもディフィニッション凄いですよ!背筋も良いんだよなあシュワは……おっと、取り乱しました。


今ではすっかりベテランアクションスターだが、ボディビルダー時代のシュワルツェネッガーもカッコイイので一度見て頂きたい。


ロニー・コールマン

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セルジオ・オリバーが「伝説」ならば、こちらは現代ボディビル界の「生ける伝説」ロニー・コールマンだ。

彼は1998年から2005年までのミスター・オリンピア8連覇という偉業を成し遂げた人物である。


バルク(筋肉の大きさ)、カット(筋肉の区切りの美しさ)、全身のバランス、そしてディフィニッションと非の打ち所がないボディビルダー。

特徴的な腹筋のカットがいいですよね!!


ボディビルはフィギュアスケートのように音楽に合わせてポージングをしていくのだが、ロニー・コールマンの演技はそのプログラムが攻めていて面白いのだ。
ロボットダンスのようなニュアンスを盛り込んでみたりして、ただ筋肉をアピールする以上の楽しさをボディビルに付加している。
そりゃ8連覇もするよねっていう。


ロニー・コールマンは既に引退したものの未だに現代ボディビル界においては神話的存在であり、どれだけ絶対的な肉体を持っていたのかが伺えるというものだ。

まとめ

ということで有名なミスター・オリンピアを3人紹介してみました。


やはり世界最高峰のボディビルダー、歴代のミスター・オリンピア達を見ていて思うのは、バルク(筋量)があるのは当たり前ながら、それ以上にカットやディフィニッション、バランスがあって「デカイ」よりも「キレイ」「カッコイイ」が先行する肉体だということ。


皆さんも一度YouTubeでもいいので、ボディビルをご覧になってみてはいかがでしょうか。
結構面白いですよ。


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