金曜日にいつものバーに行きまして。今回はちょっと飲みすぎちゃって、翌日軽い二日酔いみたいになっていましたが……。

まあそんな二日酔いはおいといて。
普段家ではほとんど酒を飲まないので、ウイスキーを飲み比べのような形で提供してくれるのは本当にありがたい限り。
今回は一般的に家飲みでも活躍していると思われるブレンデッドウイスキー、デュワーズの飲み比べです。
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写真の一番左がレギュラー品というか、デュワーズの基本モデル的立ち位置の「デュワーズ ホワイトラベル」。
中央が、最後に日本産ミズナラ樽に詰め替えフィニッシュした「デュワーズ ジャパニーズスムース」。
そして右が、最後のフィニッシュのラムを熟成させていた樽を使った「デュワーズ カリビアンスムース」になります。
デュワーズ ホワイトラベル
クセがなく飲みやすいタイプで、ほんのり甘さもありますね。とはいえそれなりにアルコール感もあります。
とにかくとっつき易い……と思うんですが、むしろ自分がそれなりに色々ウイスキーを飲んできたからこその感想かもしれません。
というのも次に書いていくジャパニーズスムース、カリビアンスムースと比較した場合に単純に味としては相対的に濃く、ストレートで飲むと存外パンチがあります。
「ハイボールで飲むと美味い」的な話は良くありますし、実際価格も安価なこともあり居酒屋のハイボールなどでよく見かけるのがホワイトラベル。
そこで意外とアルコール感と味がしっかりしているのが上手く機能しているというか、ソーダで割ってもコシが折れないのかなあと思いました。特にアルコール感。基本的にはネガティヴな部分ですが、逆に割った時にはありがたいのかも。
ソーダで割った際にヘタれずに、スコッチウイスキーらしい味わいと香りをしっかり堪能できるような着地点に仕上げられるのかなあと思いました。
おそらく1000円台で購入できるくらいリーズナブルで、逆に自分の場合飲まなくなってしまう価格帯のボトル。
改めて飲むとなかなかどうして。今回は飲み比べなのでストレートで飲みましたが、ハイボールが美味いだろうなってのは分かる味わいでした。
デュワーズ ジャパニーズスムース
とりあえず香りが良い。とにかくファーストインプレッションはこれです。
最大の特徴はやはりミズナラ樽による熟成要素で、このミズナラ樽は白檀などの香木のような独特の香りをウイスキーに与えると言われています。
戦時中にサントリーが海外樽を輸入できなくなった際、日本に自生している木から樽を製造できないか……というところで誕生したのがミズナラ樽。だからこそそんなミズナラ樽を用いた今作は「ジャパニーズスムース」なわけですね。
「白檀の香り」がよく分かりませんが、なんとなく「ミズナラ樽熟成ウイスキーの香り」なら分かるようになってきました。
このジャパニーズスムース、定価から考えるとこれでしっかりミズナラ樽熟成っぽいエッセンスがありますね。個人的には線香っぽい感じと捉えているんですが、少し甘さがある中に上品なフローラル感、そして木の感じが混じりあって……いや、いい香りです。
一方で味はなかなか繊細です。ホワイトラベルが結構マッチョな味わいなことに比較すると、まあ良くも悪くも細い印象。綺麗な仕上がりです。
個人的には香りの良さが目立ってしまい味についてのコメントがほとんどないレベル。味よりも香りを楽しむベクトルのボトルかなあと思います。
というか、飲み比べで同時並行的に飲んでいた影響は大きいかも。結局ホワイトラベルの味がしっかりしているので、直後にジャパニーズスムースを口に含んでもあんまり分からなかったという。間にしっかりチェイサー挟んで飲めばよかったですね、今更ですけど。
デュワーズ カリビアンスムース
最後にカリビアンスムース。
こちらは分かりやすくラム樽の影響が出ていて、香りも味も甘さが出てきます。というか「うん、ラム酒だね!」と思うようなトロピカル系のエッセンス。
個人的にバランスは今回飲んだ3種の中で一番よくまとまっていて、ホワイトラベルのようにパワフルな味が強いわけでも、ジャパニーズスムースのように香りが際立つわけでもなく、香りと味が気持ちよく整っている感じがしました。ラム酒樽の影響を受けた上での話なので、そもそも好き嫌いは多少ありそう。
そしてこれも、おそらくハイボールが美味そう。
ラム酒の夏っぽい風味が乗っているので、これから暑い季節にカリビアンスムースのハイボールは美味しそうですよ。
まとめ
香りはジャパニーズスムース→カリビアンスムース→ホワイトラベル。
味の濃厚さはホワイトラベル→カリビアンスムース→ジャパニーズスムース。
自分的にはこんな感じでしょうか。
ジャパニーズスムースは樽もそうですが、その味の方も日本人的な感じがします。香り高く、一方で味は繊細。ハイボールにしたりせず、そのまま飲む方が美味しそうだなあと思いました。
ラム酒樽を用いたカリビアンスムースは、味そのものの個性はありますがバランスは一番良かったかも。ホワイトラベルよりも多少熟成年数は長いのではと思うのですが、その分露骨なアルコールのアタック感はほぼなし。そのままでも割っても美味しい、優等生タイプかもしれません。
ウイスキーに関しては、すっかりシングルモルト党になっていた自分。
改めて手に入りやすい価格帯のブレンデッドを飲んでみると、これはこれで美味しいじゃん……と再確認することに。
現在はウイスキーの価格高騰も著しいため、今回のデュワーズのように「ブレンデッドのお手頃さでありながら、色々な熟成樽の違いを楽しめる」というのは需要があるのかもしれません。