心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「中国料理 桃林」の餃子が最高クラスに美味い

たま〜に行く、安くて等身大の美味さのラーメンが魅力の「東龍」さん。
そのすぐ近くに別の中国料理店があるのは知っていたんですが、先日そちらにも行ってみることにしました。それが今回の「中国料理 桃林」さんです。

チャーハン食べるほどはお腹が空いてはいないということで、ラーメンと餃子を注文。
ラーメンはラーメンで美味しかったんですが、今回に関しては餃子が感動的な美味しさ。それに全て持っていかれてしまいました。

スポンサーリンク


餃子は5個で税込495円。
1個あたり100円近いと考えると、町中華としては気持ち高いのかな?というレートですが、実物が結構大きめです。一口で食べるには大き過ぎるかな……くらいのサイズ感なので、そこを踏まえると値段も高いというものではありません。

味がとにかく美味い。
ニンニクがガツンと効いているタイプで、頬張った途端にパワーを感じます。しかし追いかけるようにキャベツの甘さがニンニクと同じくらいの強さで追いかけてくるのです。
結構衝撃体験だったんですよね、これ。雑にニンニク入れときゃ美味い系かと思いきや、匹敵するくらい野菜の甘みが加わって、臨界点みたいな位置でせめぎ合い、すごい場所で味のバランスが取れているというか。
具材はニンニク・キャベツ・ニラ・ひき肉でしょうか。ひき肉の主張は少なく、荒めに刻まれたニラとキャベツのシャキッとした食感が食べていて心地よいです。
大きくて中身もぎっしりな作りに耐えられるように、皮も気持ち厚め。これもまた美味しい。

刃牙で「餃子は野菜料理じゃ」なんて徳川翁が言っているシーンがあり、愚地独歩も「甘い!い〜い甘みがありますな」なんて言っていましたが、まさに今回食べた桃林の餃子みたいなやつのことだったのかな、なんて。
ニンニクのライブ感、キャベツの甘み、ニラの食感。野菜が主役のすごく美味しい餃子。
個人的にはこれまでの人生で、トップ3に入るくらい美味しい餃子です。

餃子が感動的すぎたけど、ラーメンも普通に美味しかった。
具材はシンプルですが、チャーシューが脂身少なめながら分厚い・柔らかいで自分好み。
麺は細麺で、スープはなんとなく和の出汁の気配も感じさせつつ優しい味わい。
餃子のインパクトが凄すぎたけど、ラーメンは町中華らしい毎日食べても飽きないようなタイプでこれまた好きなやつでした。


しかし盲点だった。
こんなところに激ウマ餃子を出すお店があったとは。
餃子を食べるためにまた行くことが確定していますね、これは。