心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

過去の旅行写真を見て懐かしむ

いやはや、便利になったもんで。
スマホで写真が撮れるようになり、その画質もかなり良いわけで……写真自体が趣味というほどじゃなければ、スマホで十分すぎるほどいい写真が撮れちゃう時代。

逆にお手軽に写真が撮れすぎて枚数がヤバいことになってきたので、ちょっといらない写真削除しながら過去に遡っていったんですよね。
そうして昔の一人旅で撮った写真に行き着いて、結構な懐かしさを感じているところ。
明日香村は良かったなあ……なんて、石舞台古墳の写真を見ながらノスタルジー

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1枚の写真から、その時の旅路を色々思い出せたりもします。
これは蔵王温泉に行った時の写真。時期はまだスキーのシーズンで、リフトでスキー場の上まで登ると胸まで雪に埋まった仏様がいらっしゃいました。
駅から温泉へ向かうバスの中は、自分以外ほぼ全てスキー目的の人でとんでもないアウェーな空気だったのを思い出しますな。

これは京都に行った時の写真。伏見稲荷大社の千本鳥居です。
観光シーズンなんかは外したタイミングだったけど、それでも外国人観光客を中心に人は多い場所。他の人がいないタイミングで写真を撮るのに少し苦労した記憶。

こちらは山形県酒田市。こんな言い方するのもアレですが、程よく寂れていて、でも江戸時代に栄えた港町としての片鱗も感じさせる、そんな不思議な感じがすごく心地よい町でした。
当時はまだウイスキーやカクテルにも傾倒しておらず、まずその存在を知らなかったので行かなかったけど、酒田市にはカクテル「雪国」が生まれた伝説的なお店、ケルンがあります(現在は店舗移転に伴い休業中だとか)。95歳で亡くなられた雪国の考案者・井山計一さんも自分の旅行当時はまだご存命だった。今となっては、本当に貴重な機会を逃した旅でもあります。

石巻から船で20分ほどでしょうか、田代島は通称「猫島」。
マジで猫だらけでにゃんにゃんアイランドだったんですが、それと同じくらいにとにかく暑かった思い出。島の散策中はエアリズム一枚だった覚えがあります。


写真、むやみやたらと撮り過ぎるのも考えものですが……1枚の写真だけでブワッといろんなことを思い出せるのは結構独特の楽しさがある。1枚の写真という見たまま通りの情報量ではなくて、そこから想起される脳の情報量まで含めると、実は凄まじい性能の記録媒体感があって面白いなあと思います。