仏教界になかなかパンクなニュースが。以下IT mediaさんから引用。
世界遺産の醍醐寺(京都府伏見区)と京都大学発の宇宙ベンチャー・テラスペース(京都府左京区)は2月1日、人工衛星による「宇宙寺院」の開発と打ち上げを目指して業務提携を発表した。2023年にテラスペースが打ち上げるIoT衛星に寺の機能を持たせる。
宇宙寺院の名称は「浄天院劫蘊寺」(じょうてんいんごううんじ)。鎮護宇宙をかかげる醍醐寺の流れを汲む寺院を高度400k〜500kmの地球低軌道上に“建立”する計画だ。
衛星は携帯電話の電波が届かない山間部の文化財保護を目的としたもの。ペイロードの半分を宇宙寺院とし、本尊となる大日如来像や曼荼羅(まんだら)を搭載する。
衛星は地球を約1時間半で1周し、「地球のすべての地域をカバー」(テラスペース)。宇宙寺院の現在位置はスマートフォンアプリなどで確認できるようにする。
ご本尊が大日如来な感じが実に宇宙感ある。
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仏教って割とこの辺寛容というか、寛容どころか積極的にテクノロジー受け入れるイメージあるからこのニュースに驚きはしても意外だとは思わなかった。
「仏教の教えを広める」という本質さえ崩れなければ柔軟に現代技術を取り入れる性質が好きなんですよね。ゴリゴリにお坊さんはスマホを使ったり、お坊さんがバーを経営したりもしますから。
衛星軌道上を一周90分で周回し続ける宇宙寺院。サイバー感もあって面白い。
さて、そんな宇宙寺院建立計画に伴って、まさに今日第一回目の宇宙法要が執り行われたそうです。
宇宙の平和と人類の宇宙活動の安全を祈願するこの法要、YouTubeで配信されていて今後も定期的に行われるらしいです。そのうち参加申し込みして視聴してみたいなあ。
……これは地味に地球外生命体へ仏教を伝えようという思惑もあるんですかね?