今回は不祥事とかそういうのではないんだけれども、Activ8株式会社が行うupd8（アップデート）というVtuber支援プロジェクトが今年いっぱいで終了することになったようです。
理由はシンプルにビジネスとして赤字。そうよね、これ企業としてやってるプロジェクトなんだから収益出る見込みがないなら切るしかないよね。
所属というか、このプロジェクトに参加していたV tuberであるおめがシスターズがこの件について、社長から直接話を聞いているので割と必聴。
Vtuberがビジネスという観点から見てどういうものかの一端が見えて面白いけど切ない。Vtuber業界という海自体が新しいから、どこも先人がおらず手探りでチャレンジしているような感じなんですかね。
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夢月ロアの一件について以前書いたんだけども、個人的にはむしろupd8なんかは運営の中でもまともな方だとは思ってただけに結構残念なニュース。まあキズナアイ分裂騒動なんかもあったから、他よりは……程度の感覚だけど。
おめシスの動画で社長が話していたように、今のVtuberでいわゆる「金を産む」のは生配信系の方々なんだけど、自分はあの感じが基本的に苦手なんだよね。そういうので継続して観てるのはバーチャルおばあちゃんくらいのもの。
そして何故自分がおめシス好きかといえば、そうした生配信系のことはほとんど行わず基本的にアーカイブ系の発信をするから。動画ごとに企画を立てて撮影し、それを編集して一本の動画にしてアップする。それが安定して面白い。すげえことじゃんって思うのよね。
言い方がめちゃくちゃ悪いことを先にお詫びした上で書きますが、ゲーム配信しかできないような自分でコンテンツを生み出す力のないVtuberがうじゃうじゃいて、それらの方がお金になるっていう今の状況は個人的にはいい気持ちはしないんですわ（もちろん配信中心でも、ゲーム以外の自分の強みを活かした配信をしている方も沢山いるのは分かる）。
あとそのタイプは視聴者も含めて妙に下ネタに走る感じの人が多い気もします。あの感じもなんかいい気分はしないよ。
動画冒頭で「おめシスは続きます」宣言があって僕は安心しました。奇しくも夢月ロアの件に関する記事で書いたように「個人に戻ってもおめシスはやっていけると思う」が現実になっちまったという。
とはいえおめシスが、おめシスを本業として継続することを考えた時にupd8というプロジェクトが間に入って案件を仲介していたのは相当大きかったと思う。
エンタメとビジネスってのは難しいバランスで成り立ってるなあ……などと。言ってみりゃ食料品などと違い、Vtuberはなくても生きていけるものですから……。
