心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

俺はアンリミテッド:サガが好きだったんだよ

思い出したようにやってるスマホゲームの「ロマンシングサガ リ・ユニバース」にてジュディが当たって思い出したことがあって。


育成中……

このゲーム全然キャラクター出てこないシリーズがあって、それが「アンリミテッド:サガ」のキャラクターなんですよね。ジュディはそんなアンサガの主人公の一人なんだけど、それで「発売から1週間で値段が1000円切ったゲーム」アンリミテッド:サガのことを思い出したんですよ。

あのゲームはとにかく不親切なんですが、攻略本を手に入れるとスーパースルメゲーに化ける妙な魅力のあるゲームだった。

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はじめてのプレイはジュディ編を途中で投げて終了

アンリミテッド:サガ UNLIMITED:SaGa

アンリミテッド:サガ UNLIMITED:SaGa

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スクウェア
  • 発売日: 2002/12/19
  • メディア: Video Game

ボードゲームのようなマップ。スロットを目押しする事で行動が決まるバトルシステム。というか宝箱開けるのもスロット目押し。
とにかく手探りでやっている最中はその手探りすらよくわからず、このゲームに入門すらできないまま売却した人が多数いた結果が恐ろしい速度での値崩れだったと思う。

確か全然序盤の剣難峡で一度投げた記憶があります。アンサガの中でも難易度低いはずのジュディ編でこれだもんなあ……

解体新書入手後、ルビィ編をクリアしてから

それからしばらくして、動機や流れは忘れちまったが攻略本の解体新書を入手してから一変。

ゲーム内データが全部載ってるこの分厚い攻略本。アンリミテッドサガの全てが載ったこの本とにらめっこしながらやり始めたルビィ編。
アンリミテッド:サガの世界のストーリー的に一番メインストリームだと思われるルビィ編を苦労しながらクリアする頃には、このゲームの面白さにだいぶ浸かってましたよね。

奥深すぎるゲーム性とやたら強いラスボスと

サガシリーズ特有の技の閃きなんかはありつつも、キャラの成長はパネルの入れ替えで行うから無計画で進めてるとまともに強化できない。パネルには戦闘技術だけじゃなく、宝箱を開ける鍵開けスキルや敵を探知する聞き耳などもあり、それらも的確に配置するとステータスも大きく伸びたり。
通常のRPGのように無限に戦うことは基本的にできず、サブシナリオの数に限りがあるためこれまた無駄にやってると成長させるチャンスを失って詰み。

そういう部分を考えつつ、攻略本じっくり読みながら仕上がったパーティで挑むラスボス、カオス・ルーラーがそれでも恐ろしいほど強い。たしか開発サイドが「万全に用意した状態で勝率6割くらいに調整した」とかなんとかいう話もあって、パーティが半壊滅状態でギリギリでカオス・ルーラーを倒した時の感動ったらないわけです。当時のゲームであの難易度って逆に少なくなっていたと思うんですよね、PS2RPGでね。

ゲーム内で明かされるストーリーは断片的で、プレイヤーの視点だと「カオス・ルーラーって何?」くらいのレベルで突入することになる(そして一度なす術なくソードダンシングや異界の風を喰らって負ける)んだけど、美しいBGMとめちゃくちゃ難しいけどシステムが分かってくるとその難易度を乗り越えるカタルシスがあり、ストーリーというより世界観にハマるようなアンリミテッド:サガが好きだったのです。だったというか、今思い出すとまたやりたいくらいには未だ好きです。スマホ板出ませんかね……?