例えば自分が仕事ができないとして、それに対して「情けない」とか逆に開き直ってキレ気味に「どうせできないですよ!」的に周囲に当たるとか。
そういう現象の話をちょっと書いておきたい。
感情をコントロールする力 「怒り」「不安」「ストレス」を溜めない習慣
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「仕事ができないこと」と「それに反応して表出する感情」は、厳密に言うと異なるものなわけです。
リンクして考えてしまうけど、ここは断固意識して分断しないと無意味に引きずることになる。
7月後半のずるずる引きずった調子悪さから改めて考えたことであります。
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毎日細々とミスしてたりすると、どうしてもテンションも下がるわけです。
そうなるとモチベーションもゆっくり下がっていって、これまたそうなると仕事の方も復調しにくくなる。
仕事でミスをするという事実と、その事実に影響されて揺れる感情とはもちろん関連性が生まれるのだけれども、その感情によって仕事にミスが生まれるという逆のサイクルはどうにかして切ってあげないといけない。
となると、もう意識して事実と感情を切り離すしかない。
……まあ切り離すのは難しいんですけどね。
なので「事実と感情が連携しているなあ」ということをアウトサイドから認識することが有効打。
これはもう露骨に仏教系の本の読書のおかげで辿り着いた地点。
イライラしているときは「今自分はイライラしている」と外側から観測することで、感情から離脱して「イライラしている」というデータに変換する……みたいな。このシステムは割と何処でも使えるので使いましょう。
まあ、そんなことをしているうちにようやく調子は戻ってきている。
この調子この調子。
観測観測である。