刃牙道に入っての大きめの問題点の一つは、各エピソードの幕引きのぐだぐだ感だと思う。

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: Kindle版
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〜今週のあらすじ〜
出動準備の折に「実包でも構わず撃て」などとカッチョいいことを言っていた部隊のナンバー2もあっという間に斬られた。2人連続で隊長を斬られたSTATは動けず、その目に映るのは宮本武蔵・二刀流の姿。
次のリーダーがいないことを確認すると、武蔵は戦闘の終了を宣言する。「撤退」「残れば斬る」。迷わず撤退するSTAT隊員たち。ゆっくりと納刀する武蔵。
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「もう終わってしまえよ」と思う対国家編もこれで終わり……でしょうか。警察の特殊部隊使って勝てなかったわけで。自衛隊行くか?
とはいえ今回の戦いもなかなかに突っ込みどころ満載でした。
何故肉弾戦を挑むのか?
何故装甲車で轢くことを考えないのか?走ってすらいない。
ヘリは何をしていたのか?上から撃てばいいのに。
あと結局二刀流の構えは見せたけど二刀流発動する前に終わっちゃったよ。
などなど……。
終始武蔵が戦いやすいように接待バトルみたいなシチュエーションが続いていたので、これは読んでても「はい苦戦もせず勝ちますよね」くらいにしか思えないんだよなあ……。
とはいえここでひと段落とするなら、ようやくTシャツ&ジーンズにマフラーだけを身につけるという怪ファッションに目覚めた刃牙くんが動き出すのか。
なんだか今週のタイトル「絶対的無双」が作者の自己満足みたいに聞こえてきました。