なんか……今週は意外と面白かったぞ?

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/11/08
- メディア: Kindle版
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〜今週のあらすじ〜
刃牙の攻撃が当たるよりわずかに速く、武蔵のイメージ斬撃が届いた。
圧倒的「斬られた感」に動けない刃牙を持ち上げると、膝による金的攻撃。
背中を丸める刃牙を背後から両腕ごと胴を真っ二つにし、再び動きが止まった刃牙に背後からタックルをぶちかます。
今まで武蔵が見せていなかった、戦場での戦い方……新たな引き出しが開かれた。
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現世での戦いによって、武蔵が金的攻撃を修得した。少し前にも蹴りを学習し、いずれも今回の刃牙との戦いに取り入れている。
今回正確に戦国時代からの武蔵の「引き出し」として判別できるのって、最後のタックルだけだと思うんです。
蹴りや金的は、現代の格闘士達との戦いによって学んだ新しい「引き出し」。
刃牙世界の宮本武蔵の強さは、リアルタイムでアップデートされていく戦闘スキルにこそあるのではないか……などと考えてみたりする。
一方ツッコミ所も相変わらず散見する。
とりあえず武蔵のイメージブレード、効く人には異常に効くよね。「斬られた!」感で一瞬行動不能にできるのは強すぎる。
あと刃牙は刃牙で、いくら金的斬られたからってあのリアクションはなんだろう。プロレスじゃないんだから。
本気の戦いなんだから、痛がりつつでも転がりながら距離を取ると思うんですよ。
花山と戦った時の克己みたいな感じで「みっともなくても逃げる」くらいの覚悟がないと刃牙くん負けちゃうぞ。
というか2回「斬られた!」感を味わってるから、2回「負けた!」感も味わってると思うけどさ。
あとふと思ったけど、タックルもピクルから学習した説あったりします?
とにかく現代格闘士達のおかげで素手での戦闘能力も上昇してしまった武蔵。こうなっちゃうと刃牙くんでは勝てるヴィジョンが見えないんだけど、どうするやら。