刃牙お得意の時も場所も異なる人がそれっぽいエピソード語る編がスタート。今回はペイン博士が恐竜の化石標本の前でなんだか言いたそうにしているぞ。

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: コミック
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「危険」とはなにか。
例えば台風。
例えば火山の噴火口。
そして人は、時にそんな危険な場所から生還した者を英雄視する。
例えば……Tレックスの口の中。
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Tレックスの口の中から生還したピクル。
そのピクルのファイナルフォームは骨格すら変化する。
「体型が……!?」
「かわった……!?」
「何が起こった……!?」
「薬か……!?」
「間に合ったッッ!!」
見ているファイター達それぞれに、それぞれの想いが去来する。つーか刃牙の「間に合ったッッ」は本気で言ってんのかなコレ。
お前その間に合ったピクルを技術で圧倒してたやんけ……それが武蔵に通用すると思ってんのかよこいつ。
人ではない。
武蔵はそう断定した。
「飛騨の大猿以来か……」
懐かしの夜叉猿。そういや古の剣豪達は夜叉猿と戦ってたという言い伝えが(刃牙世界には)ありましたね。
まあ武蔵はあっさり首斬り落としていたようですけど。
突っ込んでくるピクルを最低限の動きで回避しつつ、両手首と足首に斬撃を加える。
クウガでいうアルティメットフォーム状態のピクル。
筋肉の硬度はさらに高まり、斬撃が通らないどころか出血が止まってしまうほどのマッスルである。
「斬り放題だ」
宮本武蔵は納刀した。
抜き身の状態からでは威力が足りないから、居合によるスピードを乗せて……という感じなのかな。
……以前書いたと思うけど、あれ抜刀術ってヒテンミツルギスタイルのせいで間違った常識が広がってるけど、相手が抜刀している状態になんとか対等にするディフェンシヴな技法なはずなんですけどねえ……。
とにもかくにも、次回は宮本武蔵のヒテンミツルギスタイルが見れるかもしれない。