言葉遊びみたいなものだけど。
googleで何かしら調べるのが半ば趣味と化していて、今日なんかは中井貴一やチャンプサムライについて調べていた。
そんな感じで以前「遍在」という言葉を調べてみたことがある。
なんとなく「どこにでもある」みたいな意味であることは理解していて、その辺はlain観ていた影響もあるかとは思うんだけど。

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しかしいざ調べてみると「ある箇所に偏って在る」みたいなやつが出てくる。
もはや予想していた意味と真逆。
なんだ?これは……この違和感は一体……?
検索窓に入っていたのは「偏在」だったのです。
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なんかもう単純にこんな分かりにくい話あるかよっていうエピソード。
「遍」「偏」はパッと見そっくりで、読みも同じ「へんざい」。
なのに意味は真逆っていうね。日本語って難しいと久しぶりに思った。
ソフィーの世界を読んだり女神転生4FINALをプレイしたりしていると、なんとなく「遍在」という言葉を意識するようになってきた。
哲学者は「神ってなんだろう」と考えて、そんな中スピノザは「この世界そのものが神なんや!」という汎神論に行き着いた。これはある意味神の遍在化みたいな感じがする。
日本神話もどんなものにだって神様がいるんだぜ!というものだからある種神の遍在である……が、それぞれ独立した個性を持つ多神教だからまたスピノザが言ってたのとも違う。
個人的に面白いな〜と思う哲学者はスピノザとバークリーで、この二人って神様を信じて思考を深めていった結果周囲から理解されにくい地点に至っちゃうんだよね。
スピノザなんかは今見てみれば汎神論なんだけど、「無神論だ!」と言われて相当過酷な人生を歩んだらしい。
バークリーはモロに神に仕える身でありながら「この世界は全て個人個人の知覚のみで出来ているよ」ってことで全ての実在を否定してしまった。その先にゴリ押し的に「神だけは実在する!」で攻略するパワープレイを見せるあたりが神を信じていたっぽい気もする。
遍在の話しかしてねえや。
チャンプサムライは魔術師系呪文も唱えてくるから要注意です。
遍在は チャンプサムライ を激しく突いた。
チャンプサムライ は 44 の ダメージ。
チャンプサムライ は 息絶えた。