前回投稿した記事で「粋」って概念がないとミニマリストも空虚ですよ、みたいなことを書いた。
で、先の記事にこのブログでは珍しくブックマークをいただくことができ、
mlzk - 『「粋」というライフスタイル - 心の雑草』 へのコメント江戸っ子。
2014/11/01 12:55 にブックマーク
というシンプルながらもすとんと腑に落ちるコメントももらえたのである。
粋。
粋といえば江戸っ子である。書いたのは自分なのにこの関連性を忘れていた。
ミニマリストとして見習うべきは江戸っ子なのである。
「宵越しの銭は持たない」ってスタンスなんか露骨にミニマリズムとも言えそうだし、なによりカッコイイじゃないですか。
「物を持たない」ことに価値を感じるのではなくて、「物に縛られない」ことに意味を求めなければいけないんちゃうんかいと思ったのだ。
この考え方は物だけに収まらず、生き方や考え方をも“粋”に演出してくれる。
スポンサードリンク
江戸っ子に学ぶミニマムな生活
お金はないが心があったかい、それが江戸っ子気質。
頑固だけれどおせっかい焼きで、それは裏を返せば自分の中にきちっと芯を一本持っているということ。
自分の中に一本芯があるかどうか。ここがミニマリストとしても重要なんじゃないかと思うわけだ。
プランニング倶楽部:頑固だけど格好いい「江戸っ子気質」に学ぶ「優しさ」と「おせっかい」 - livedoor Blog(ブログ)
ちょっと面白い記事があったのでご紹介。
「お金の使い方がきれい」という言葉に痺れました。
“ちゃんと”毎日使う。この感覚的にしか説明のできないこと、すごく重要なのではないか。
新しいものは大好きだけど、それは決してカタチとして残るものではなくて。
食べ物や演劇などの娯楽、そういったものに心惹かれていくのが江戸っ子っぽい(勝手な想像ですが)。
大事にするのは周りの人たちへの気遣い。でもそれも半ば押し付けちゃうような強引さで、そこにこそお金を使う。
モノは増えないが心が豊かになって、人とのつながりは広く深くなっていく。それが江戸っ子ミニマリズムだ。
- 作者: 岩?信也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る