今回の作品は映画というか、長編ドラマ。
アメリカでシリーズにもなっているという、ジェッシイ・ストーンが主人公のミステリードラマ第8弾だそうです。
新しい警察署長、バトラーが乗っていたパトカーが突如爆発し死亡。
引退していたジェッシイは3年ぶりに呼び戻され、警察署長へと復帰することになります。
バトラー新署長が狙われたその理由とは。
かつて相棒だった警察官たちはバトラー体制に反発して退職しており、ジェッシイは単身事件を追うことになる……。
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あらすじ
亡くなったバトラー署長について調べていくジェッシイだが、あらゆる状況・証言が「バトラーは麻薬取引に関わる汚職をしていた」という事実を裏付けるようなものばかり。
ジェッシイ自身もバトラーに失職させられた過去があり、個人としてはバトラーを嫌っているが、警察官としての勘がバトラーの汚職を否定していた。
容疑者のうちの1人、トンプソンを訪ねるジェッシイだが、トンプソンは首を吊って亡くなっていた。
そんなトンプソンのボス、ジノ・フィッシュに直接会うことにする……。
感想
とりあえず過去のシリーズを観ておいた方が確実に楽しめたでしょうね……という作品。
観ていなくても楽しめましたが、過去作の人間関係がしっかり話にも関わっているというか、自分が失職している間に仲間たちも辞職しており、孤独に捜査することになる寂しさを味わえるのは、過去作を観ている人でしょうね、と思いました。
全体的に渋い作りというか、捜査は淡々と進みます。
見た目も渋いジェッシイのハードボイルドな空気感をこそ楽しむ作品かも。個人的にはかなり好きなタイプの質感でした。
妙に女性からモテるジェッシイが、そんな女性たちから事件のヒントを掴んだりとか。
自宅では飼い犬のレジーとまったりするジェッシイとか。
ちょっとしたクッション部分がいい味を出しており、最終盤まで淡々と進みつつもダレることなくラストまで楽しめました。
ストーリー的にも真犯人に到達するまでは数回捻りがあり、最後には「推測」以上に信頼できる「勘」に従って犯人に罠を仕掛けて……と、ジェッシイ・ストーンらしいラストに向かいます。
まあ、そのラストがめちゃくちゃあっさり終わりすぎてちょっとびっくりしたんですけど……。
緻密なミステリーというよりも、ジェッシイ・ストーンというキャラクターを味わう作品だと思いました。
演じたトム・セレックがハマり役。YouTubeでシリーズの他作品もいくつか無料公開されているので、観てみようかなと思います。このドラマの空気感、かなり好きになったのでね。
