結構昔に買ったものの、使い道が思い付かずに全然減っていなかったバルサミコ酢。
これを使ってみようということで、豚の生姜焼きにバルサミコ酢を加えた、和洋折衷メニューを作ってみました。
完全にアドリブで作ったんですが、これは大成功。和とイタリアンの融合、美味い。
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まずは肉を軽く塩だけ振って、表面に火を通します。そしたらそれを一回皿に移し、蓋をして保温状態にして肉を休ませます。余熱で中に火を入れていくことで、柔らかいまま仕上げるテクニック。本来ならもっと分厚いステーキを焼く際に使う技術ですけどね。
一方で豚肉の脂も残るフライパンにしめじを投入。軽く焼き目が付いたところに、醤油とバルサミコ酢を大体1:1くらいの割合で。お砂糖もちょっと加えて、さらに生姜チューブをニュッと入れます。
軽く味見をして良さげだったので、ここに置いておいた豚肉を戻します。絡めながら同時にタレを煮詰めていく。
あとは肉としめじを先に盛り付け、好みの濃度までタレを煮詰めたらそれを上からかけて完成ですね。
多分コツは、しっかりバルサミコ酢を入れること。中途半端に少なめにすると、嫌な部分が目立つような気がしています。
ちゃんと醤油と同量くらいのバルサミコ酢を入れ、さらにそれをしっかり煮詰めることでコクが残り、それでいてほんのりとした酸味が味を引き締める。生姜との相性も思った以上に違和感がありません。
バルサミコ酢、加熱して上手く使うとかなり便利ではあるんですよね。若干クセはあるものの、甘味・酸味・旨みというかコクというか、この3つをバルサミコ酢だけで追加してくれるので。
中華料理とかに使っても伸び代ありそうだなあ、これは。ちょっと考えてみますか、バルサミコ麻婆豆腐とか。