心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

高校野球のペッパーミル、やったタイミングが問題なんだよな

春のセンバツ甲子園。
東北高校の選手が行ったペッパーミルパフォーマンスに対して、塁審からパフォーマンスはダメだと注意が入ったということで。
以下日刊スポーツのサイトから引用。

パドレスダルビッシュ有投手(36)の母校・東北(宮城)が、開幕試合で山梨学院に惜敗し、04年以来19年ぶりのセンバツ1勝は届かなかった。1回に金子和志内野手(3年)が塁上で見せたペッパーミル・パフォーマンスを、一塁塁審に注意され、以降は封印。元巨人内野手で同校OBの佐藤洋監督(60)は試合後、高野連について問題を提起した。

【センバツ】ペッパーミル注意され東北監督「私に火の粉飛んでいい」高校野球の変化願い問題提起(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

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これに対して東北高校の監督が反論しているんだけど、個人的には全く的外れだと思います。

今回のペッパーミルパフォーマンス、相手選手のエラーで出塁した後で行われたんですよね。ここが問題なんじゃないの?と。
これが自分がヒット打って出塁、その結果としてのパフォーマンスだったら……注意はされるかもしれないけど、そのニュアンスは全然違うものになっていたんじゃないかと思います。まあ、この時の塁審がどういう考えで注意したのかは分かりませんが……。

「楽しく野球する」みたいなことを監督は言って反論していたようだけど、そういうレイヤーではなくて。
「相手のエラーに対してパフォーマンスしている」という構造になっていることが問題で、そこにスポーツマンシップの欠如が見えたからでしょう。

「相手への侮辱ではない」と記事では書かれているけど、相手がエラーして出塁してパフォーマンスは侮辱と捉えられても仕方ないんじゃないのかね?
エンジョイベースボールは良い考え方だと思うけど、それは相手がいる以上礼儀があってこそのもの。
この部分の教えができていなかったのかなあと思いますね。