自分のブログで確認した限り、最後に食べたのはおそらく4年前ですよ。
そんな荒町商店街の名店「ふじやま」のラーメンを久しぶりに食べることができました。
Googleで「荒町」と入れると、そのまま予測で「荒町商店中華そば ふじやま」が出てくるくらいの名店。
細麺によく絡む濃度の高い、煮干しとサバ節の力あるスープが美味い「追いサバ節そば」が腹と脳に鮮烈に刺さる。
スポンサーリンク
なぜこうも長い期間食べられなかったのかと言うと、屈指の名店となって以降は常に満席、あるいは店の外に行列ができていることがデフォルトになっていたからですね。
いくら美味いからといっても、並んでまで食事をするという感覚が基本的に自分にはないのです。なので「食べようと思えばいつでも食べられたが、自分ルール的に食べる状況が整わなかった」が正確か。
この日は奇跡的に空いていたため、今食べないといつ食べられるか分からん！ということで夕食の用意があるにもかかわらず入店したという次第。
相変わらず完成度の高いラーメン。久しぶりに食べて「これだよこれ……！」みたいな妙な高揚感があった。
具材は少ないながらも、ネギ、低温調理のチャーシューに加えて荒みじんの玉ねぎ、そして岩のりという少し珍しいトッピング。ただしスープに対して考え抜かれた食材であることも分かるのがいい。このスープ・麺だからこそ岩のりが輝く感じはある。
変わらず美味い。
近隣ではつい先日閉店してしまったラーメン屋さんもあるんだけど、そちらは以前から（というかコロナ流行以前から）お客さんが入っている印象がほとんどありませんでした。
本当に美味い店はどんな状況でも、その味がお客さんを途切れさせないのかなあなどと感じたりしたのでした。
