心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「一般人」というシールド

一旦取り上げる事案のどちらが正しいかっていう内容自体は置いといて。

某議員がtwitterでとある方に噛みつき粘着し続けていたようだ。絡まれている方は鬱病らしく、体調悪くなって職場休んで病院行ったりしたそうです。そんな具合悪くなったとかのツイートにも反応してイジってたそうで。

つーことで内容だけ見るともちろん議員さんの方が頭おか……なんだけど、それとは別の観点で少し考えてみたいことがね。

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これねえ、この粘着されている方はtwitterの世界ではなかなか人気者というか、語弊あるけど信者に近い人が結構いるんですね。
んでそんな人達が「一般人である◯◯さんに議員が〜」的な論調でカウンターしているのをちらほら見かけた。

……なんかさあ、ずるくないですか?これ。
twitterとかで実名出さずに意見バンバン発している人に、実名と顔も出して活動している人がつっかかかると「一般人相手に何を……」っていう構造。
「名前も顔も割れてない状態で自由に発言している」一般人の方が責任も薄いよね。というか責任ない立場であることを利用してるよね。
以前「病気や障害をマウントに使っちゃいけない」ってのを書いたけど、同じような構造だと思います。
「一般人」であることをそのまま「弱い立場」だとすり替えて、そんな弱い人間を攻撃する有名人って風潮に仕上げてるところとか。


まあ周りが言ってるだけで当人がどう思ってるかは分からんけれども、鬱病でわざわざ「病院行ってきました」を呟くあたりからは、深層心理の部分でそういう自分の弱さが武器になることも利用しているのかな?とは感じてしまいます。というか少しこの方のツイート遡ってみたら弱者であることでマウント仕掛けてる気配がちょいちょい。
変な奴に絡まれたら黙ってミュートなりブロックできるのがtwitterな訳だし、もはやこの人の場合は精神衛生上twitterやめたらいいんじゃねえかなとも思う。そしたら心も落ち着いて病気の方も回復に向かっていくんじゃないかなあ。

なまじ自分の考えに共感してくれる人が増えて持ち上げられ続けたことで、ネットの世界を勘違いしちゃってるんじゃないですかね。
自分とは全く違う考え方の人だっていくらでもいるし、やべえやつもうじゃうじゃいる場所だよ、本来。それを理解した上でうまく距離を置くべき部分は置いて付き合っていくものだと思うよ。