心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

西郷どん 第7回「背中の母」感想

感動回になる気配がプンプンするタイトル。

西郷(せご)どんの真実 (日経ビジネス人文庫)

西郷(せご)どんの真実 (日経ビジネス人文庫)

ところで先日「義経」を観終わった。
最終回の自害直後、お堂から光の柱が噴き上がり白馬が駆けていく衝撃のラストは改めて観ると少しジワるけど、全体としてダレる場面も少なく、控えめに言ってもかなり面白かったんだよな。
「1話が長いな」と思っても、つまらないからじゃなくて1話の中でこんなに盛りだくさんかよ!的なポジティヴな意味合いだったし……そういう大河になることを期待。

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開幕からいきなり爺ちゃんが世を去ったよ!!ちょっとビックリしたわ。
この「早く結婚して孫の顔見せてくれや」みたいなの、僕個人としてはめちゃくちゃ嫌なんですよねえ。時代が時代、かつ武士という家柄上当然なんだけどね。

エゲレスに清に、メリケンに……。
うむ、世界のストリームの中にある日本。幕末だねえ。

島津斉彬の参勤に着いて行って、江戸に行ってみたい西郷。
まだ謹慎中だから江戸に行けねえ、嫁も取れねえ大久保さん。ちょっと寂しいね。

国の土台は農業。これが斉彬の内政。
そんな中メリケンの船が迫る。これに対抗する策を考えながら横になるのが、斉彬の外交だ。


ちょっとお母さんの体調悪めっぽい。高熱が……。
ウキウキ帰宅・吉之助の前には、布団で寝ているお母さん。
これ普通の風邪かね、本当に。
と思ったら、爺ちゃんが患っていた病と同じものだそうでした。自分の代わりを務められるような嫁さんを早くもらってくれ……っていう話でした。


篤姫、これは斉彬に利用されるんだぞ。言い方は悪いけどね。
養女にして、そのまま自然と幕府に繋ぐっていう。


西郷吉之助の婚礼、高速で話が進むなオイ。結婚「まで」の部分がないからこうなるのか、当時の結婚部分。
嫁さん喋らなすぎやろ……。空気だめになっちゃう系の人かと思ったら、これもしかして酒豪天然系女子っすか。

お母さん、初日からプレッシャー与えていくスタイル。
「貧しさは恥ではない」というスーパーカッコいい言葉を残す須賀どん。
笑えないっていうの、ちょっとグリマーさん思い出すな。グリマーさんは笑い方が分からない結果、常に笑っている顔になったけど。
あとはこれ、賑やか西郷家で暮らすうちに自然に笑えるようになる展開だろうな。


うーむ、嫁いだ嫁さんの苦悩だな。
西郷家は覚えることが多いなあ。新人バイトみたいな話。
現代人的な感覚持っているようで、須賀さんちょっとドライというか。やっぱどこかに天然要素あるな。
悪く言うと空気が読めないけど、よく言うと正直。


え?まさかの親父が先に?
これは完全に読めなかったな……何で亡くなったんだ。
爺ちゃんから2ヶ月後に父ちゃん。こうなるとそもそも体調優れない母ちゃんもマズイよね。
この家の状態だと吉之助くん、江戸に着いていくわけにはいかないのでは。

母ちゃん、息子の想いを悟る。
家のために江戸に行かない選択をしたのをバレてます。


今週これ……結構絶望回でもあったな。
母親が「情に流されすぎだよ息子よ」と言われるか。
そして「これからは好きに生きろ」という遺言。

1話の間に3人ロストするか……西郷家にとってとんでもないキツイ話だよ。