武蔵を倒した刃牙の打撃。
それが「3発」だったことに気付けたのは、武を修めた格闘士達だけ。

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/11/08
- メディア: Kindle版
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〜今週のあらすじ〜
振り抜く拳にかかる強烈な重力に対抗し得るだけの強靭な握力。一瞬で最高速度での移動を可能とするゴキブリダッシュ。そして、手首から先の脱力を使ったフリッカージャブ。
現代格闘術の粋を集めたのが、この刃牙の「一拍子三段打ち」の状態だった。
戦国時代にはなかった技術に倒れる武蔵。金的を叩かれるものの、なんとか立ち上がる。
再びのゴキブリダッシュからの左ハイキックは、簡単にかわされ軸足の膝裏を押すように蹴り返される。
「よし、見えた」
淡々と言う武蔵。
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刃牙くんの攻撃解説回。
また作品内時間がほとんど進んでいません。
「音が一つしか聞こえないほどの俊足3連ジャブ」の正体を、早撃ちのガンマンなどを例に挙げながら丁寧に解説。
うーん、これねえ、多分喧嘩稼業なら先週の段階で、話のリアルタイムの中で入れてただろうなってエピソードです。つまりわざわざ1週で描ける内容を2週に分けたみたいな印象を受けてしまうんですよね。板垣先生はあらゆる方向から回想的な話を取り入れてくるよな。
ともかく、そんな丁寧に解説された技術のうちゴキブリダッシュはあっさり破られた。
このダッシュが破られると、打撃力を支える残りの二つの技術が意味を成しません。そもそも打撃が当たらないんだから。
次なる刃牙の手は。というか交互に行くなら次は武蔵のターンか?