心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第131話「命の両断」感想

1日遅れで読めましたので、刃牙ちゃんの感想参りますよ。

場面は武蔵、晩年の時。細川家のお世話になっていた時代です。
時の藩主・細川忠利は「関の鍛冶屋に作らせたとっておきの兜ができた!お前なら斬れるかい?」と武蔵に試し斬りを迫る。

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「さすがに兜を両断は難しいかもしれないけど、それ被ってる人の命なら両断できるよ」
それが武蔵の回答。
そしてその言葉通り、兜を真っ二つにするまではいかないものの斬り裂いて、その中に詰まった頭部をズドンと斬ってしまいました。こんなことに家臣一人の命を使っちゃう感じ、刃牙ワールドの細川忠利もなかなかファンキーなようだ。


そんな、なんというかメガテン的に言うと貫通スキル持ちの宮本武蔵である。
今まさにその貫通スキルによって本部以蔵の腕が斬り落とされそうになっている。

「皮一枚で繋がったか」
ギリギリ取れてないだけの本部さんの腕。

無事な方の手で棒手裏剣を投げようとするも、それを投げる前に両の足を斬られる。
そして続けざまに右肩に武蔵の剣が思いっきり入ってしまった。

「勝負ありだァッッッ」
「止めろォッッッ」
叫ぶ刃牙。もう知り合いのファイターが死ぬのは見たくないのか。

膝から崩れたままの本部は虚ろな目で想う。
(バカヤロウ……)
(それじゃよぉ……)
(守護れねェだろうが……)


ちなみに気がつくと本部さんも「守護る」に「しゅごる」という読み方を採用してます。本部さんっつーか板垣先生か。初めは「守護る」と書いて「まもる」と読ませていたと思うんだけど。


今回の刃牙はなんとなくまだ本部さんから大丈夫な気配を感じなくもないんだよね。
腕、足、右肩の斬撃に関しては出血している様子がない。初段に斬られたお腹も出血はかなり少ないっす。どうなってんだ?と思えば、素直に「斬られてない」と考えるのがいいんでしょうか。

「斬るぜ!!」モードの武蔵がミスるわけもなし、意図的に打撃にしている……とすると、「皮一枚で繋がったか」の言葉が矛盾する。
やっぱり……いくらなんでも考えにくいけど……本部さんが張った煙幕、アレに幻覚効果があって……闘技場ごと幻覚を見せている……。

男塾かよ。
王大人かよ。