心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

花燃ゆ 第34回「薩長同盟!」感想

最近全然映画観てないなあ。観たいなあ……。
などど関係ないこと考えながら今週の花燃ゆスタートです。

女の悲鳴を聞きつけた永井が声のする方に行くと、女学生に向けて銃を向ける三沢さんの姿が。
「やめろーッ!」
激昂する永井は思わず引き金を引いてしまう。

「やるじゃない……俺だけ先に目覚めちゃうけど、悪いな」
三沢は奇妙なことを言って倒れた……ってこれSIREN2だったわい。

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高杉晋作の挙兵により、幕府恭順派は一掃」はあまりにまとめすぎじゃないの?

気が付けば興丸ちゃんも孟子を聞いて育つ吉田松陰イズムに染められていくぜ。


何かを承った姫様。興丸の小姓を決めなさいよとのことでした。
昨年で言えば黒田長政に対する後藤又兵衛だ。
自分たちで選べるってのはデカイんじゃないか?


仁先生、坂本龍馬と邂逅!
坂本龍馬ぜよ!」言われても説明足りないぜよ!

一方で高杉晋作は姫様と若殿様に会いに来ていた!
高杉の狙いは長州の力をさらに強めること。そのために長州の開港。


こうして観てると、薩摩と長州が同盟するというのがすげえことが分かりますな。かつて殺し合うレベルまで争った国同士が手を組む。
しかし今年の龍馬いいよね。

薩摩と長州が手を組むわけがない。
だからこそ組んだ時の影響力は凄まじい。


文さんキレてる。静かにキレてるよ。
高杉晋作の心情が今ようやく吐き出される。
やっぱり文さんはミクロに……というか一人一人の人間の立場で、高杉晋作はマクロに、日本とか世界とかそのレベルで考える。


桂小五郎が帰ってきました。
仁先生、桂小五郎坂本龍馬
いやはや時代の寵児大集合。坂本さんは切れまくってますし、そしてなんつーかこのタイミングはすでに亀山社中だったりしてるわけで、これまで全然ウワサ話にも上がってこないもんかね。


あくまで文さんの視点としてはこの時代を生きた「一般人」的な立場でこの世界を描きたいのかなーと思います。
「久坂が喜びません」とか言われても……最終的に皆が笑って暮らせる世界が作られるための同盟なら喜ぶんじゃないのかなあ。

「許すことは踏み出すことじゃ……明日へと」
椋梨さんは失脚してから妙に漢気見せだしたら、そのまま斬首でした。


そして、みんなの父ちゃん百合之助も世を去った。
父ちゃんの墓は久坂玄瑞の隣に。
先週花は解放されたので、文さんは大丈夫なようです。でも墓参りくらいはしてえよな。


ああ〜西郷が来ねえからピリピリしている…ふりをしつつ、桂小五郎はしたたかなので探りを入れていた。
そもそも薩摩藩内部がまとまってない様子。
薩摩に米を渡して、薩摩から武器をもらう。良いですね同盟っぽい。敵に塩を送るような粋な感じ。


「久坂の妻として」聞かれたらやっぱ嫌だと思うよね。
みんな道が異なるだけで、目指している世界は一緒だったんだよな……「許す」ことが進むこと。……それ言ったのは仁先生だよ!!
なんか久坂玄瑞の遺言だったみたいになってるけど仁先生が言ったやつだよ!


ここは薩摩と長州のプライドがぶつかり合う微妙な感じ。
坂本龍馬がいないと同盟結べなかった展開。
「いい加減、肝据えんかえ!?」
……え?通路で同盟結成?


興丸くんの小姓は……周布家、高杉家、椋梨家の若き者たち。
敵も味方も、皆ただまっすぐに長州の未来を切り開こうと駆け抜けただけの男たち。
その意志は興丸くんに受け継がれるのだ。


おっ!?
高杉さんついに吐血したぞ!
この「俺には時間がないんだ」感、オールド・スネーク感。