心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第68話「佐々木某」感想

本部以蔵が再び動き出す。

徳川さんから「佐々木小次郎烈海王はどっちが強かった?」と尋ねられた宮本武蔵、じっくり考える。
長考っ……!
武蔵、圧倒的長考っ……!

その様子に徳川さんも地味にテンションが高まっていたが、武蔵の回答は

「あッ
船島だ
そうだろ なぁ
船島で闘った佐々木某のことだ」

なんと佐々木小次郎宮本武蔵に忘れられていた!!

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「忘れてたっぽいが……」
「いやいや、思い出したではないか」

これは衝撃展開。

「俺もいろいろな奴と闘ってきたから……」
「流派は確かガン……リュウ……」

かつて佐々木小次郎がここまで酷い扱いを受けた作品があったでしょうか。
烈海王と小次郎のどっちが強いのかをじっくり考えていたと思ったら、ただ佐々木小次郎が誰か思い出していただけだったオチ。酷い……燕返しとは一体?

佐々木小次郎って宮本武蔵にとって最大のライバルじゃないの?」
「いや、普通だな。弱くはなかったけど特別強いわけでも〜」
マジかよ……武蔵マジか……。ここ最近でさらに板垣ワールドの霧が濃くなっているよ……。


ともかく本題へ。
「じゃあ烈海王は普通だったのか?」
「普通の奴を合戦並みと例えるわけないじゃん」
だそうです。おめでとう烈海王、キミは佐々木小次郎よりはるかに上でした。
「そもそも紹介してくれた3人は全員普通じゃない」
範馬刃牙
愚地独歩
そして烈海王
彼らは戦国時代でもまあまあな地位まで上り詰められるくらい強かったそうだ。ちなみに佐部京一郎さんは忘れ去られてます。

「次を待つ」
「毎日でも構わん!!」
宮本武蔵のバトルジャンキーっぷりが極まってきた。


一方こちらは本部流実戦柔術道場
なんと刃牙くんが本部さんのもとに入門しに来ていた。グラップラー刃牙でのマウント斗羽戦前以来な気がする。
当然入門の理由は分かっている本部さんは「駄目だ」と断りました。

「銃で脅してでも止めるべきだった」
「俺が烈海王を守護れなかった」

「……え?」
範馬刃牙は知らない!

今の本部以蔵の水準を知らないッ!!
半ばバカにしたような「……え?」です。お前教わりにくる態度かよ。

本部さんの「俺が君らを守護る!!」
の叫びに、ちょっとキレながら刃牙くんは
「誰を?」
を返答したのでした。


うーん、次週はまさかの刃牙VS本部か?
今の本部さんの水準なら見てみたい気持ちもある。
それでも刃牙くんには勝てないはず。
本部のいう「守護る」の輪郭がそろそろはっきりしてきて欲しいもんだ。