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心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第142話「抜剣」感想

ついにやってしまった……のか?

機動隊100人を用意し「宮本武蔵を舐めていない。その上で勝ち目はないから大人しくお縄につけ」と凄む平兵衛さん。いやー実際にその動きを見て、あまつさえ自身も目玉を奪われているのにこの余裕はなんなんでしょうか。
戦闘能力の値踏みが出来ないにもほどがある。

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少し離れたところで振り返り「こん位か」と言いながら、平兵衛さんの手には拳銃が握られている。
刑事をやって長いが、拳銃の扱いはさっぱり。それでもこの距離なら当たる。
「名を訊いていなかったな」
そう発したのは武蔵。これは拳銃を向けた=勝負を挑んだ、そう定義したのだろう。


一方機動隊チームリーダーは小声で指示を飛ばしていた。
被疑者・宮本武蔵との距離は30メートル。
平兵衛さんの合図とともになだれ込む……という確認をしている最中に、乾いた「パンッ」という音が響いた。おそらく拳銃。

その音に驚くも「前へ!」と檄を飛ばすあたり、一般人の中じゃ強めの機動隊隊長でありますが……悠々と武蔵が姿を現した。

何かを投げる武蔵。
隊長が掴んだそれは、縦に真っ二つに切断された拳銃の左半分だった。
「大塚の短筒だ」大塚さんは平兵衛さんのことね。
「勝負は尋常だった」
「抜いたのは大塚が先だが それは大目に見よう」

「いい勝負だった」

縦に真っ二つに斬られた大塚平兵衛警部補の姿がよぎる。

「挑まれたから斬った」
「それ以上でも以下でもない」
降伏する気も従う気もなし。
そんな宮本武蔵をどうする?
そう問いながら武蔵はニヤリと笑った……。


今週はここのところ稀に見る面白い刃牙だったようには思う。武蔵の容赦なさを演出したりするにはこのくらいしてもいいよね……。
と思う一方、これ平兵衛さん死んでねえだろ、とも思う自分がいる。

先々週の刃牙道で平兵衛さんの回想シーン。
「刀を抜くのはもっと先のことです」
みたいなことを話してたと思うんですが、読者として見る限り徳川邸前で暴れまわったあと、平兵衛さんが接触してるのは今週の話なんですよね。
つーことは平兵衛さんが武蔵抜刀を見た時がそのまま平兵衛さん絶命の時になるわけで、回想で喋れるわけがないのではないかという。

多分平兵衛さんの真っ二つボディの描写に関しては隊長の頭の中に走ったイメージみたいなもので、拳銃ごと指は斬られていてもあとは昏倒させられている程度とかじゃないかと推察してます。

巌流島にもあるように、武蔵の兵法は相手を怒らせたりすることも含まれますからねえ。「平兵衛さん斬っちゃった」みたいな感じで煽って怒らせ、冷静な判断が出来なくなった100人を殺さない程度に斬りまくる。
それを目が覚めた平兵衛さんが眺めていて、それが回想シーンでいう「もっと後の刀を抜いたところ」とかに繋がっていくんじゃないかなあ……とか。


これで本当に大塚平兵衛警部補が死んでたら時系列の考え直しが必要になってきます。
もしかして僕が単純に何かを見落としてる?つーかそもそも「もっと先のことだ」みたいなことすら言ってないパターン?