心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ダクトテープとは何か?

名前しか知らないものをちょっと調べてみるシリーズ、第1回。続くかわからないけど。

今回はダクトテープ。
ゲーム「Fallout76」の中でも資源の材料(ジャンク)として拾ったりできるもので、粘着剤になりますね。

で、結局ダクトテープってなんなのさ、と。

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調べてみた結果、一言で言うと「めちゃくちゃ強力なガムテープ」。ここからはWikipedia情報を中心にまとめてみます。

Wikipediaによるとその始まりはアメリカ合衆国
第二次世界大戦の最中、弾薬箱の防水荷造りを楽にするための発明だったそうな。アヒルのように水を弾くことから「ダックテープ」と呼ばれていたそうですよ。
表面がポレエチレン性のテープで貼るだけで防水性能を発揮し、なおかつ剥がすのも簡単。裏側は繊維質のテープなので繊維に沿って手で切ることができる……ということで便利だったみたいです。

戦後になると民間にも普及し始め、配管工事などにも用いられるようになります。
配管(ダクト)の補修などに使われるから、呼称が「ダクトテープ」になっていったということみたいですね。

とはいえ、実はダクト補修にはあまり向いていないそうで。
温度の変化に対して弱いという実験結果があるようで、外側は防水性能などが高いとしても温度変化にはまた別の問題があるんでしょうか。

ちなみに日本では、季節による寒暖差が激しいためにアルミテープがダクトなどの工事で用いられることが多いようです。

金属製なので熱にも強く、この辺もダクトなどの補修に向いている様子。ただし他のテープと違って結構高額になるみたいですね。まあアルミ使ってますし、そりゃそうかという感じ。


ダクトテープって何?と思って調べてみたら、日本人だからこそあまり知らないものって感じがしました。
かつてはアポロ13号の故障でも、その修繕に使われたりというエピソードもあるようで。海外ではダクトテープって存在は一般的なのかもしれませんね。だからこそアメリカのゲームメーカーであるベゼスダの作った「Fallout76」の中ではその辺に転がっていますし、ゲームの舞台も終末戦争後の荒廃したアメリカですから……やっぱり一般的にダクトテープは用いられているのかも。

並行してアルミテープの話も知ると、日本の四季があって高温多湿という気候条件だとダクトテープが活躍できずに普及しなかったのかな、という感もあります。
あと普通に暮らしていると、普通のガムテープ・布テープの粘着力で十分間に合っているというか。ダクトテープのような強力な粘着性が必要になる機会ってほとんどない気がしますね。

ちなみにガムテープを発明した人は、かのトーマス・エジソンらしいです。こういうアナログな発明もしていたんですなあ……。