もうあれかな、ここからは直虎より直政が主役になってくるんでしょうか。

- 作者: 杉森久英
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 文庫
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ふと冷静になってしまうと、どうもなんとなくしっくり来ねえ。普通に面白いんだけど、自分の中の井伊直政像と菅田直政が全然一致してねえからでしょうか。
まあ今回描かれるような、四天王に入る前の前の直政自体初めてだし、これはこれでなんでしょうけど。
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和尚、悪いとは全く思ってねえ。
いいですね、THE・上下関係。
これを必死にやっていくことで信頼を得て、みたいなエピソードになるんだろうけどね。一応こういうお話は、フィクションだとしても気分悪くなるからあまり好きではないんだけどさ。
忠勝から秀吉のお話が伝わる。つーかなんか、忠勝いい奴じゃん。「涼やか」ですか。
家康の本心としてはこのまま井伊にしてしまいたいんだろうけど。
松下家はこれからどうなるんですかねコレ。
そう、こういうの大事だよね。
草履番だとしても、ちゃんとその草履番の仕事でベストを尽くすべく工夫しないとな。
「すぐに草履を見つけられるシステム作らなきゃ」とかそういうの大事。
こうなると、なんか和尚がシンプルに悪い人になっている。
結局直虎が直接虎松の元へ向かう。
戦国ドラマとしてはもはや表舞台にいねえのに、今川氏真の息が長い今年の大河。
うわあ、信長が「てめえちょっと蹴鞠しろよ」だって。怖い。
下駄箱の建造完了したところで虎松の元に直虎到着!
「死んじゃった人たちは嬉しいんだろうけど、今を生きてる人は全員困ってるだろ」と。
おおっと。家康からご招待。
まあ今は百姓だけど、元は井伊家当主ランクだし。
あと勝手に当主から降りたというわけでは……井伊直政、まだまだ若いぜ。
家康としてはとりあえず謝罪しねえといけないよ、あの土下座バクステの件。
家康は贖罪のような気持ちもあって、力を得た今ようやく井伊のために力を貸してやりたい……ってのもあるわけね。あとシンプルにこのほうが井伊直政は強くなると。
実は教育者として本質を見極められるのが徳川家康。最終的には井伊直政の完成がそのまま徳川のスーパー利益になると。
虎松は幼き日に「井伊を守る」と誓ったから。
至極単純な回路でした、虎松。だけど、だからこそ強いエネルギーでもある。
幼すぎたが故に戦ってもいねえのに負けた人間の反骨スピリットこそが虎松の原動力だぜ。
あとこれ結局、直虎何しに行ったんや。家康と楽しくお話しただけやないかい。
一旦寝込んで松下さんがちょっと悟ってしまった。
めちゃ器のデカイ義父である。
後々はあの人に育ててもらえて良かった、とか虎松は思うのでしょうかね。
よく考えたら井伊も小野も再興するわけか。
今年一年は消えて、蘇る物語なんですね。
「非凡なる凡」徳川家康。
客観視する能力がすげえ高いイメージはあるよね、家康。自分だけでは限界だから四天王とか作って合議制ですから。
草履番マスタリーがレベルマックスになったところで松下さん現る。
お義父ちゃん……。
さすがに虎松としても感謝しかねえよ、これは。
次回「この玄関の片隅で」。
いやはや元ネタが。