刃牙道祭りと化してきてます、このブログ。
以前一度軽めに考えてみたこともあったんですが、それは「この宮本武蔵、一体何歳くらいなんだろう」ということ。

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
武蔵の発言がメインですけど、いろいろと推理するためのパーツは出てきてますからね。
ちょっとそのへんを考えてみたい。
スポンサーリンク
有馬、秋山はかなり昔に倒している
刃牙くんを値踏みした時の発言。
まあこれに関しては次の項目があるおかげで意味なし。
二刀流開眼済み
刃牙、独歩戦ではイメージとはいえ二天一流の構えを取りましたので、二刀流開眼済み。これまた次の項目で上書きされるんですけど、二刀流開眼のきっかけと言われる有名な吉岡一門との戦いは経験済みでしょうな。
「天下無双」を自負
この辺から難しくなってくるんですよね。何をもって、誰の評価でもって宮本武蔵を天下無双と定義するか。
宮本武蔵自身はなかなか就職できずに尾張、播磨、小倉、熊本と彷徨いながら自流派を伝え歩いた人物、という方が自然だし、逆に言うとそうやって諸国を渡り歩いて客人として招かれるようになっていくのが「天下無双」なのかな?などと考えると、尾張で教えてたのが大体40代始めくらいだと思うのでそのくらいか。
未熟者ゆえ、明鏡止水には至らず
これが最新話にて出てきた新しいデータ。今までの武蔵の発言は最低年齢を推理する材料だったけど、今回のは最大年齢を絞る重要な発言です。

- 作者: 宮本武蔵,渡辺一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1985/02
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 75回
- この商品を含むブログ (39件) を見る

- 作者: 宮本武蔵,大倉隆二
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/10/04
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
五輪書にしっかり武蔵自身が
兵法の道において、心の持様は、常の心にかはる事なかれ
(戦いの場においての心は、普段と変わってはいけない)
と水の巻にてバッチリ書いているわけで、今週の刃牙道の発言は少なくとも武蔵が五輪書を書く前であることを裏付けているのではないかと。
つまり天寿を全うした武蔵の魂が、そのままの年齢で戻ってきたとは考えにくい。