心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

おんな城主直虎 第21回「ぬしの名は」感想

はっきり申し上げると酷いサブタイトル。

流行に対してこういったカタチで乗っかるのはちょっといけ好かないですねえ。
ただでさえサブタイトルを元ネタ探してなんとか作っていくおかげで、本編との解離が起きたりしているというのに……。

「ぬし」って、柳楽優弥くんのことでいいんですよね?

スポンサーリンク


つーか井伊谷から気賀、こうやって地図で見ると近いな。
気賀の大将の中村屋さん、なかなか凄いレベルで経済圏作ってんのね。スリや!!
この治安の悪さ、栄えてる裏返し。

井伊直虎のタフネス。
盗賊団に捕らわれてしま……ってこれ真壁刀義選手では?

少し前に捕らえた相手に捕らえられ返すってことね。盗賊団リーダーは旅の者こと柳楽優弥です。
なぜこの状態で脅迫できるのかが分からない直虎。


井伊家では緊急会議です。
明確な誘拐ってことですな。政次の心中穏やかではないだろうけど。
本当に払うつもりはなくてもとりあえず応じるっていうしかないよな。あと落ち着いているように見えるけど一番オタオタしてるのは間違いなく政次。

あと細かい話なんだけど、これお手洗いどうしてんの直虎。ゴルゴ13ではわざと捕まって「トイレ行きたい」と言って……みたいな話があったんだけどなあ……とか思ってたらまさかまさかの子供の命を人質に取っちゃったよ。

「何故賊などしておる?」
この辺の言葉が、まさしくマリー・アントワネットを彷彿とさせる。


そう、根本的な問題がある。
井伊の土地であるっていうのをさも当然に言っていることが一番問題。何代も続いた由緒正しい大泥棒が武家。うん、これは言い返せねえ。
端的にいうと百姓を管理してるんだからね。この上下関係の問題はやっぱりある。ちょっとこのシーン良かったね。柳楽優弥も演技上手いよなあ…さすが世界レベルの俳優さんだよ。


政次が和尚に頼み、傑山が動く。
マジで井伊家の下手な武士より強いぞ傑山

よく考えたらやっぱり何処かで引っかかる直虎。
「土地を貸してる」って何さっていうね。こういうことを考えて、どこがで現実と折り合い付けてたんだろうなあ、良い支配者って。

「奪う」ことでしか進めないのが武家。哀しいかな。
ヤベエ!盗賊団をそのまま木の伐採にブチ込む気だ!!


盗賊団リーダーに説法。
「世!?」
「世を作る!?」
挑発で乗せるスタイルで挑む直虎。この流れでそのままビジネスに入るのかよ。取り分が井伊が7で盗賊3か〜。ただ「良いねえ正直で、気に入った!」のパターンだなコレ。
ぬしの名は「龍雲丸」ですか?うーむ、音だけ聞くと「流雲丸」のイメージだったけど。


そういや一回雇うみたいな話になったけど、流れたんだったよな……。
次回「虎と龍」。ちょっとこれは元ネタ探すの難しいか。あと真壁刀義が井伊の家臣に入るってことですか?

今週珍しくメッセージ性が高い週だったな。柳楽優弥くんのおかげで真面目な方の意味で面白かった。