心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

SPEC 「津田助広」論

SPECの登場人物で誰が一番好きですかって言われたらこのお方。 f:id:hiza10ji:20131108121237j:plain
公安零課、通称アグレッサーの最高司令官である津田助広(椎名桔平)なわけだが、この方「SPEC結  漸ノ篇」には登場せず。うーん残念。
しかし椎名桔平かっこいいなオイ。

一応「天」において本物の津田、オリジナルの津田が爆死したことになっているものの、自分がオリジナル津田だとしたらやっぱり表には出ないと思う。

というわけで自分が大好きなキャラクター「津田助広」について熱く語る1時間、始まります!

……やっぱり今回もネタバレするのでそのおつもりで。
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こちらの気付けば発売されていたコミックス版「漸ノ篇」も手に入れたので、いろいろと考察が深まります。劇場版では描かれていたところがなかったり、その逆でコミックス版じゃないと分かりにくいところが補完されていたり。ここ大事。


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こちらが自称第24代宗家のオリジナル津田。かっこいいですねー。
ですが、ドラマ本編であれだけ用心深かった津田助広。いくら自分の影武者である歌舞伎津田や津田金八先生がまとめて殺されたからといっても、オリジナルが危険を冒してまでニノマエ討伐作戦の総指揮を執るだろうか?感情で動いているようなリーダーでは、公安零課が世界最高の特殊警察として名を馳せることはできますまい。
本当の意味での真の津田助広は一体どこで何をしているのか?それを考えてみる。

ちょっと「津田助広」の歴史を考察してみる(ほぼ妄想です)

自分は微妙に歴史や武術に興味がありまして、そんな方ならば「津田助広」が実在の人物だったことはご存じだろう。
津田越前守助広。江戸初期に活躍した刀工のひとり。通称ソボロ助広と呼ばれる初代助広のもとに養子に入り、そのままメキメキと頭角をあらわすと、のちに最上作、大業物と評価される名刀を世に送り出した、大阪の名工である。
まあなんですか。津田性を名乗った彼を初代津田助広だと仮定して、江戸時代から公安零課に連なるような組織を少しずつ作っていったとしたならば、「SPEC天」時点での津田が24代目でもまあ・・・ギリギリ・・・(ご覧の通りものすごく命を狙われますので、代替わりが早かったと思われる)。
ドラマ「SPEC」での公安零課は、「直接行動によってSPECホルダーを始末する」という、言ってみればシンプルプランのミクロな行動をとっていた。「結」において卑弥呼が世界に喧嘩をふっかけたものの、それ以前にはシンプルプラン推進していたはずなので、公安零課は御前会議の半直属部隊だったのかな、と推察。
先人類の末裔「卑弥呼」率いる御前会議に何かのきっかけで気に入られた初代津田助広。それはもしかすると、そもそも養子に出された初代津田助広が既に先人類の一族の者だったのかもしれないが、それはともかく、こうして江戸時代から静かに「津田助広」率いる公安零課が発達していったのではないか・・・なんて。
こうなるとSPECホルダーである津田助広が存在することも多少つながる。先人類の血が流れているならば、SPECに覚醒するのはごく自然のことだ。
で。ここで問題になるのは未だ謎のままの「津田のパブリックドメインの作り方」なのである。
整形となんやかんやの現代技術のみで、あそこまで完璧なパブリックドメインをバシバシ作れるのか?という問題。
解決する考え方がひとつあるじゃないか。
というわけで、「クローン技術」のお話につながるのだ。


津田=プロフェッサーJ説

どうしても最後には津田さんに会いたいので、この説をいきなり叫んでみます。津田助広には暗躍がよく似合う。

前述の通りクローン技術と津田のパプリックドメインには共通点がある。
津田一族はきっと刀鍛冶を発端としたものの「物を作る」ということに秀でた一族だった。そこで自分の外見、声質などをコピーする技術を連綿と純化していった。
だけどその先を求めるようになった現代の津田一族。求めるのは「SPEC能力もコピーされた」クローンの作成だった。
さて御前会議からその依頼を受けた本当のオリジナル津田助広。国外に上手く取り入ると、某大国の力を上手ーく利用してニノマエクローンの研究を始めた・・・。ようやく「漸ノ篇」まで話が届きました。

「いやーでもなー、これ難しいなー」そう思って困っていたプロフェッサーJこと津田助広。そんなとき彼のもとに来たのが「当麻パパがパラレルワールドを裏付けるデータを手に入れたぞ!」という情報だった。
パラレルワールド。外見どころかDNA情報すら同一の存在を複数存在させられうる可能性。
その時、津田に電流走る・・!SPECもコピーされたニノマエクローンを作るためには垂涎のデータっ・・・!
プロフェッサーJが当麻パパを殺した理由はこれです。

津田助広=プロフェッサーJの弱めの根拠

K=キング=ニノマエ。
Q=クイーン=久遠望。

トランプでたとえられていたこの推察は、ちょいちょい見かける。じゃあJは誰なんだよって言ったらプロフェッサーJでしょう。
ちょっと調べてみた。J=ジャックで、ハートのジャックはカール大帝の12勇士のひとりラ・イール。クローバーは円卓の騎士のひとりランスロット。ダイヤはトロイの勇士ヘクトール。そしてスペードはこれまたカール大帝の勇士のホグラーがモデルだそうで。
うーん。たまりませんね。
Jは戦士や騎士を指すわけです。御前会議直属の親衛隊のリーダー、津田助広に相応しいじゃないか。
というわけでプロフェッサーJ=ジャック=騎士=公安零課司令官・津田助広でどうだ。御前会議の忠実な騎士としては科学者であるプロフェッサーJも符合する。

劇場版にて「プロフェッサーJは女性」っていうセリフがあったんですが、これを発したのは実は御前会議と津田に利用されている某大国の末端の兵士に過ぎず、ジョジョ立ちの水鉄砲女をプロフェッサーJだとミスリードさせるための偽情報だと考えるのが自然ではなかろうか。津田の用心深さだと当然のようにやってくることだろう。

津田助広は2人いる

ここまでごり押しで整合性をなんとか保ってきたのだけれど、ここまで考えたときに津田助広が2人いないとどうしようもないことが分かってきた。
このままでは津田助広がニノマエクローンを作ったのに、それを倒そうとしたのも津田助広になってしまう。なんてこったい。
そこで「津田助広は2人いる」として考えてみた。表千家裏千家みたいな感じで。

結局「公安零課」に配属される津田助広はいわば表の津田、アグレッサー津田。伝えられているのは「シンプルプラン」までであり、御前会議の真の狙いなどまでは伝えられていないのだ。
なのでニノマエクローン討伐はシンプルプランの当然の任務と考えて行動する。

一方裏の津田、プロフェッサー津田。こちらは御前会議から全てを伝えられており、その真の狙いはシンプルプランではなく先人類による新世界の構築とかなんとか。そのためにニノマエクローンを作ったりしていた。

「天」の段階では御前様はまだシンプルプランに従っているふりをしているし、当麻パパから奪った情報によって裏の津田はニノマエクローンは複数体成功しているので、まあ一体ならいいや、みたいな感じで御前会議はアグレッサー津田に「シンプルプランとしてニノマエを殺害せよ」とか命令した、みたいなのは如何か。
結果としてアグレッサー津田は死んでしまい公安零課も壊滅状態なのかもしれないが、裏の津田が生きていればそんなものはどうにでもなる。というか世界に喧嘩を売った今となっては公安零課は邪魔だし、御前会議としては一石二鳥な感じかもしれない。
セカイが潤に「じゃあなんでクローンニノマエを消滅させたのさ」と言及されていることから、ニノマエクローンの存在についてはセカイの兄者、卑弥呼が容認しているように受け取れる。



フリーメイソンバチカンなどよりも恐ろしい秘密結社・・・選民階級」=御前会議。
「そのお抱えのブレーン!!」=プロフェッサーJ。つまり裏の津田助広。

コミック版「SPEC結」のラストで出てくるプロフェッサーJのシルエットは男っぽいしなあー。


ドラマ「ケイゾク」からのファンには真山=津田助広だと考える方も多いと思うのだが、これもアグレッサー津田だと考えると話はつながっていると思うのだ。


おそらくセカイの心はすでに卑弥呼から離反していて、隠れてプロフェッサーJも自分の陣営に引き入れていたのだろう。
卑弥呼は「シンプルプランの即時中止・放棄を要求」していながら、セカイが「漸ノ篇」にてプロフェッサーJを用いて行ったのは「シンプルプランの発動」だったし。

「津田・・・!まだパブリックドメインがいたのか」
「いいや瀬文、俺は、この津田は“パブリックドメイン”の外側にいる津田だ」
「なんだと?」
「あの時言っただろ?“全ての真実を疑え”と」
燃える・・・!ドラマ版で瀬文と接触していた津田は既に2人だった、とか。

もうね、ほんとのところを言いますとね、ただ津田助広にもう一度会いたいっていうその一心なんですよ。
「爻ノ篇」での津田さんの活躍をお待ちしております。


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