心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

おんな城主直虎 第18回「あるいは裏切りという名の鶴」感想

サブタイトルをなんとか元ネタ見つけながら付ける今年のシステムのせいで、先週は「消された種子島」というタイトルでありながらその話のほとんどは虎松物語だったわけですが……今週も大丈夫か怪しいサブタイトル。

まあ元ネタはモロこちらでしょうね。「あるいは裏切りという名の犬」。
うーん……流石に厳しくないか?
「あるいは」の部分、ちゃんと意味を持つのか不安です。

衝撃の前回あらすじ。虎松のくだり全カットかよ!!
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駿府に行って謀反じゃないって弁明しようぜ」と政次。
方久さんはまだ未完成の種子島から何かを閃いた。ビジネスチャンス!!

……いや〜。
直虎の味方である寿桂尼は瀕死ですよ。
というか、むしろだからこそ小野但馬守政次は今呼んだのだろうよ。

方久ーー!!
銭の犬、今川に種子島持ち込みやがった。


しかし今週、結構バチバチに直虎と政次がバトルする感じですか。
方久ナイス!!種子島を今川に売ってしまえば謀反のわけがないわけか。
直虎ってずっと周りがなんとかしてくれてるよな。

さあ、歴史的にはバリバリ動く。
武田家中のゴタゴタに続けて、寿桂尼さんももうヤバい。

小野政次的には「今川氏真は相変わらず使えねーし、マジで今川そろそろやべえなぁ……」って感じでしょうか。
この人だけ「大河ドラマ」してるんだよな。井伊家って小野政次以外は「ホームドラマ」してるイメージなんだよな……。


カネ、人、鉄。
その資金や労力を今川に出させる。お見事でございます。方久は本当に商人としては天才的だわ。

「私は助けられてばかりではないですか!」
気付いていた。そうだよ、直虎ちゃんは役に立っていません。
が、そうやっていろんな人が力を貸してくれる人望こそが当主の才能だと思いますがね……。
かと思ったら直虎の才能は「諦めない心」と「フリーダムな発想」だった。
あと政次政次うるせえなあやっぱり。この頃は何歳くらいなんですかね直虎。

小野政次、あからさまに乗っ取ろうとしている「ことになっている」んだな。
形としてそうなるだけであって、それが井伊を守ることなのに……。切ないわ〜。
ちょっとだけ政次の真意が分かりかけるチャンスだったが、直虎ママも但馬は完全に敵として割り切ってんのかよ。
おおっ、近付いてきた。真相に近付いてきた。
本当に乗っ取るなら嫁をもらって後継を作るはず。それをしないことに真実が潜むぞ。
気付け!!気付くんだ!!政次は今だって優しいんだよ!!

来た来た来た!!
敵を欺くにはまず味方から。小野政次もまた然りですよ。


やっとここまで来たか。
やっとというか、一気にここまで来たわ……。
「直親を裏切ることで井伊を守っていた」
井伊直虎、100点。ただこれ和尚さんに答えが分かるわけない。


小野政次、天国の直親に語りかけていた。
うおお。ちょっとだけ昔の政次に戻ったよ。
露骨に動揺してるじゃねーか政次よお……。
結局「それぞれをそれぞれ利用しましょう」ってことね。
少しだけ、少しだけだけど小野政次が心を開きました。
徹底的に戦わないことを目指す。去年の真田昌幸に伝えてあげたいかも。


今週のタイトルにおける「裏切り」は良い意味での「裏切り」だったな。
結構今週は見応えあって良かった。

ちなみに僕の好きな言葉を見つけましたよ。
天など知らぬーー地も知らぬ あるのはーー今 ーーこの瞬(またたく)とき」


次回「罪と罰」。
もうそのままじゃねーかタイトル。