心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

真田丸 第19回「恋路」感想

今週はタイトル的にはそこまで日本史的イベント起きない感じかな?

茶々のおかげで執り成し成功したとはいえ秀吉の部下の家康の部下になっちゃった真田昌幸ってなるとちょっと悲しい。

約束は約束なので茶々様のお願いを聞くことになった信繁。
秀吉が「入っちゃいけないよ!」と言っていた武器庫に潜入だ。

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この淡々と自分の身の内話をしていく茶々様が怖い。
「私の親しい人たちは、皆殿下に殺されました」
今年の大河ドラマ大坂城に生きる人がことごとくヤベェ。
人が死ぬのも自分が死ぬのも怖くない茶々様。
「血の匂い」
「一体何人の人を斬ってきたのでしょう」
そして始まるロマンス。
「……死を恐れぬ人の驚き方ではありません」
魔性の女、茶々。まだ側室にはなってなかったのか……。

すげえな秀吉。正妻の膝の上で別の女に惚れたことを相談するっていう。それどころかどうやったら口説けるか尋ねるっていうね。


ついに聚楽第の普請がスタート。
魔性の女はこう自然に振りまきますね、うん。
秀吉もどこでブチ切れるのか分からねえや……。


駿府でのんびりさせられている真田昌幸。そういや叔父上、家康配下になってたな。
ドライに見れば良いこともあるんだよね、確かに。そして駿府城の中で駿府城の攻め方を考える昌幸。
姉上もまだ駿府。どうも記憶はまだ完全には戻ってないのか……。


本多忠勝の娘、真田との縁組によって真田のスパイに送り込むシステム。
うーん……本多忠勝、辛い。
病弱な嫁さんをどうするんだろう、信幸。
どっちも嫌がる者同士で結婚させられるあたり、実に戦国時代の政略結婚であります。
稲も辛いけど忠勝が一番辛いんだぜー!


ヤバい!信繁くんが清正に消される!!
と思ったら信繁自身は秀吉に気に入られてるから今のところ嘘が通ったぞ。
やり辛いだろうねえ信繁。
つーかもう清正が若干キモいストーカーみたいだわ。


頭悪いプレイボーイ、秀次。この色恋沙汰に関しては割と役に立つ。
これうっすら石田三成は清正が暗殺してたのは知ってるんだな。
個人的にはこうして信繁と大谷吉継に交流があるのが嬉しい。
全体的に茶々様が「厄介」ということで共通してるのも絶妙。


聚楽第完成!
茶々様がすげえ爆弾放ったな……信繁が嘘ついてたことを自然に出しちゃうっていう。
ここに来て秀吉、信繁、茶々の3人で聚楽第が修羅場と化す!!
武具の蔵なら……セーフなのか?汚れたものから離したいから見せなかったわけか、秀吉。なんか秀吉の茶々への扱いが、ブッダのお父さんみたいだわ。

結局信繁は不問っすか。
そうね、強引に側室にするんじゃなくてちゃんと口説いたあたりは心を打つかもね。
茶々様ありがとうだな。こんな流れではあるけど、茶々様と距離を取ることが出来ることになった信繁。


「離れ離れになっても、いつかまた戻ってくる。」
「そして同じ日に死ぬ。」
うーん、大坂夏の陣
桜散る庭が印象的だなあ。

実際の茶々様ってどんな人だったんでしょうね。
日本史の三大悪女の一人に数えられたりするけど、その人生を考えると精神的に壊れていてもおかしくないよね。
何度も生きることに絶望して死にたがってても不思議じゃないという。


次回「前兆」。
茶々のお腹の子供は一体誰か……石田三成が絡んでくるのかね?