心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

真田丸 第36回「勝負」感想

長男・信幸の「策」によって分かたれた真田家。
早速真田にとっての関ヶ原、第二次上田合戦です。

結局兄弟対決になるけど、そこはこれまた一つの「策」があるはず。
パパ幸に上田城守らせたら誰も勝てない……そういうあたりも楽しみな回、スタートです。

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まずはパパと信繁が上田へ。
うーん、信幸様哀しそうなお顔です。

徳川家康、毛利の挙兵からはすぐに黒幕が三成であることを探知。
「親父と弟は豊臣に着きました」と伝える信幸。
命懸けの演技は忠勝と家康には通った……かな?家康には通ってんのかコレ。腹の中の探り合いがエグい。

来る!山内一豊が来るぞ!!
関ヶ原前後ってエピソード多いねえ。
そして一豊が来ねえ!!
離叛したのは真田昌幸のみ。ううむ。


これはゆっくりできないでしょ、稲様。
さあ、沼田城に伝わる小松姫伝説来ますよ。
「家族だろうが敵は敵だぜ!」
このスタンス、やっぱり忠勝の娘です。

長男に親父の守る上田城攻めの先鋒を命じるあたり、家康も試してます。


これもしも豊臣軍が勝ったら真田が大大名になってたの?
パパ幸も「よっしゃー!!」って言うわ。


日本中が「この戦は長引くぞ」と思っていたのが関ヶ原だったんですなあ。
全部そういう計算で動いてるという前提で流れを見ると面白いのが関ヶ原でもある。

「降伏しますけど、準備があるので少し時間くださいよ〜」
出た出た。呼吸するように嘘を策略として吐くのが真田昌幸です。


真田信繁の「策」。
戸石城で兄弟で「戦ってるふり」をして、戸石を空け渡して平和に解決。
これもまた有名なエピソード。城一つで家族を守る的なね。


真田昌幸の実際の相手は本多のジジイです。
真田サイドの戦い方はズバリゲリラ戦。
さらに兵糧奪いつつ、そこから予想される苅田を阻む。
マクロに攻めてくる相手に、ミクロにカウンターしていくのはなかなか粋ですね。


しかし徳川秀忠が小物感凄すぎてヤベエ。
何も知らなすぎるじゃないか。まあ知らないんだろうけど「戦とはこういうものなのか?」とかそのレベルのこと聞いちゃいかんと思う。
本多のジジイは楽しんでいる節すらあるけど。


「戦は始まる前が肝よ」
真田昌幸のパーフェクト策略、完成の前に関ヶ原で事が起きてしまいそうなので終了してしまいましたけど……。

佐助
関ヶ原において徳川勢が勝利しました」
ざわ……ざわ……!!


来週のタイトル「信之」!!
切ない。