先日映画「エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション」を観てきました。
シルヴェスター・スタローン主演、超豪華アクションスター共演が激アツの同シリーズ。
最新作の本作ではウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラス、ハリソン・フォード、メル・ギブソンとスーパー豪華な共演。もっかいジャン・クロード・ヴァンダムに出て欲しいですが役的には前作でくたばってますから無理か。シュワちゃんはたっぷり出てきたけど。
前作以上のアクションスター大集合っぷり。おかげでそれぞれの見せ場が必要になった結果ストーリーが平たくなりました。
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CIAの依頼で武器商人の暗殺に向かったバーニー・ロス(スタローン)率いるエクスペンダブルズ。
そこで現れたターゲットは別の名に名を変えたエクスペンダブルズ創設メンバーの一人ストーンバンクス(メル・ギブソン)でした。
暗殺に失敗したことでエクスペンダブルズに依頼した自身の立場も危うくなったCIAのドラマー(ハリソン・フォード)は再度バーニーに「次の失敗は許さんぞ」と釘を打ちつつストーンバンクスの殺害を依頼。
バーニーはみんな歳をとってしまったから解散だ!などと言いつつエクスペンダブルズを解散し、新たな若いメンバーを集めてストーンバンクスに挑むが……。
とまあこんな感じでストーリーを文章に起こすと結構面白そうなんですが、残念なことにメンバーが豪華すぎることが災いしてストーリーを丁寧に描く時間がないこと。
創設メンバーであるバーニーとストーンバンクスの確執とか、もっとじっくりやれば深みがあって良かったと思うんですけどねえ。
実際は「ストーンバンクスは殺したはずだ」とか「バーニー、お前は人殺しを仕事にしていながら冷徹になりきれない」とかそういう会話があるくらいで、どのような経緯でストーンバンクスが離反したかがふんわり仕上げです。
新メンバーで捕まえたストーンバンクスに再び逃げられるどころか新メンバー全員を人質に取られたバーニーは、結局また集まってくれたステイサム達オールドメンバーと新メンバー救出に向かってそのまま流れでストーンバンクスと最終決戦。
ラストのスタローンとメル・ギブソンの殴り合いが一番の見せ場だったと思うんですがどちらも爺ちゃんだからか数分で終了。うーん、前作のヴァンダムが凄かっただけに残念。
「映画として」観るとダメでしょうね。このシリーズ自体そういう要素ありましたが今作はさらに仕上がってます、そういう意味で。
往年のアクションスターが同時に介するファンディスクみたいな位置付けが正しいかもしれません。
あとジェット・リーに格闘シーンを与えなかったことに感動すら覚えました。ライフル撃ちまくるだけのジェット・リーになんの意味があったのだろうか。
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