先日、今年はぶりが豊漁という話を書きました。
その後スーパーに行ってもぶりの刺身が売っておらず、徐々に「いい加減ぶりの刺身が食べたいぞ!」となりながら、金曜日は帰宅前に仙台駅の3階へ。
「天海のろばた」さんでは、2000円でドリンク1杯になかなか豪華なおつまみがついたちょい飲みセットが楽しめます。
今回は、冬のちょい飲みセット。こちらのメニューの中にぶりのお造りが入っていて、席も空いていたのですかさず入店。
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こちらではちょい飲みセットでも、結構な種類の日本酒の中から選べたりしてなかなかお得なんですが……今回は生ビール。それなりに年を重ね、積極的選択肢としてビールを1杯目に頼むことも増えました。
小鉢2種はぎばさ乗せ冷奴と、卵の殻の中で蒸された茶碗蒸しです。
ぎばさは正式名称をアカモクといい、かなり強い粘り気が特徴の海藻。一口サイズの冷奴なので、醤油をかけて一気に頬張ってからビール!たまりません。
あとは茶碗蒸しをちびちび食べつつ、次の料理を待ちます。
ほとんど待つこともなくモツ煮が到着。その後すぐに、冒頭の写真のぶりのお造りも届きました。
このモツ煮が結構しっかりした量でありがたい。テーブルに置いてある七味をちょっとかけて食べるとなかなか良い感じ。すっかり寒くなってきて、温かいモツ煮は沁みますね。
ぶりのお造りは3枚と少なめ……に見えて、1枚あたりがかなり分厚いので十分すぎるボリューム。
やはり今年のぶりは美味しいのか、それともお店の仕入れがいいのか、あるいは両方か。しっかり脂に甘みがあって、非常に美味い。ぶりのお造りに釣られて入ったわけですが、大正解。やっぱりこの冬はぶりをたくさん食べようと思いました。
少し時間が空いて、最後のアンコウの唐揚げが到着。
唐揚げだけでなく、薄切りのあん肝も付いてきて満足度高しです。ポン酢でさっぱりと。
唐揚げが美味しいのはもちろんですが、ささやかと呼ぶには十分すぎる量のあん肝が付いてくるのも嬉しすぎる。
前座の小鉢2種に始まり、モツ煮→ブリお造り→アンコウ唐揚げという提供順番も地味にいいですね。徐々にメインに向かっていき、最後にボリューミーな唐揚げがやってくる。
サクッと飲むには良すぎる冬のセット。
こちらのお店、四季によってちょい飲みセットの内容も変わるので季節が巡るたびに覗いてみるのは良さそうです。