心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

花燃ゆ 第19回「女たち、手を組む」感想

松陰が死に、龍馬が出てきて女たちが手を組み始める19回。

「軍師官兵衛」 第19回感想 - 心の雑草
何気なく1年前の大河「軍師官兵衛」19回の感想読み返したら、荒木村重が謀反していましたよ。

上海、京。
松陰の遺志を継いだ男たちが動き出す……って、もう松陰死んでから2年半も経ってたのか!

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文さんの時代も不況っぽい。
しかも松下村塾の評判はそれなりに悪いという。結局やり方が過激すぎたんですな。
「やり方」が正しくなければ周りは叩くもの。そして正しくても、それが“常識”の外ならまた叩かれる。


……高杉晋作、海を越える!!
あれ?高杉晋作いつ結婚したんだ?そして晋作妻がスパイシー系女子。

……もう、なんか久坂玄瑞が暑苦しいなあ。理想を訴えるだけじゃ人の心は変えられねえぜ。
異国と戦うからこそ、異国を見ないと行けないじゃんね。その辺高杉さんは地味に分かってるんじゃなかろうか。


高杉妻、これ個人的には好ましい人間である。正直に全部言ってしまう感じ。
そしてセンスキレキレかつエゴイズムマックス、高杉晋作と同じ人種。
極めて男性的な性格ですな。


魚屋、パーティインを拒否。理想より家族を大事にするのは当然っちゃ当然だ。
久坂玄瑞吉田松陰末期と同じ精神状態に近付いているな。家族を軽視し始めたぞ。


これは母ちゃんのつぶやきが女の結束によるチームカマボコの結成を促した!
カマボコシステム……って、あれ?入江さんが帰ってきた!!
入江九一は家族よりも理想を、久坂玄瑞を選んだ。
絵描きになることが亀太郎さんの「志」だと分かってるんだよな、きっと。だから「お前はそれでいいんじゃ」と優しく言えるんだ。


久坂玄瑞は人一人ぶっ殺すために動くつもりなんだよなあ。嫁さんには言ってない。
た……高杉。
「攘夷を成すこと」
「異国をその目で見ること」
師・吉田松陰の果たせなかった志を、一つずつ果たそうぜという高杉晋作のアツいお言葉です。ここ結構いいシーンだなあ。
「お互い果たしたら、二人でどでかいことしようや」も激アツ。


……今週は高杉・亀太郎編だな。
亀太郎……まさか。つーかなぜヤル気に!?
「松陰先生のおかげですでに夢は果たされていた」からですか?
まあどう考えてもメンタル的に亀太郎さんの方が強いけどねえ。松陰もそうだったけど、志にアンサー出た順に死んでる感じある。
しかしいろいろ大味じゃね、このエピソード。


高杉嫁が華麗に登場!
彼女は彼女で一生懸命に苦しみながら生きている。天才は天才で生きること自体に意味を見出せないのである。

「女たちだって出来ることがあるんだ!」
ってのはメインテーマでしょうな。つーか出来ることがなければ今年の大河はどうしようもない話になっちまうからね。


やっぱり仁先生が美味しいところを持っていく。
久坂玄瑞が気合一閃したけど、そもそも仁先生が……って次回のタイトル「松陰、復活!」ってどういうことだ。