今回は飯坂温泉旅行で買ってきたお土産2種のレビュー。
飯坂温泉名物の「ラヂウム玉子」と、飯坂温泉の名物ではないですが郡山市・柏屋さんのお饅頭です。
どちらも実は「日本初」の商品だったりします。
そんな日本初の部分に触れながら、実際に食べてみましょうか。
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ラヂウム玉子
飯坂温泉駅から徒歩数分のところにある阿部留商店さんで購入したのが、今回の「元祖ラヂウム玉子」。
何が元祖かというと、日本の温泉ではじめてラジウムが確認されたのが飯坂温泉だからだそうです。そして飯坂温泉にて、はじめて温泉玉子を商品化したのが阿部留商店さん。だからこちらの温泉玉子は「元祖」なわけですね。
玉子は個包装されています。赤・黄・青の3色の「ラヂウム玉子」と書かれた紙に包まれていますね。これは青バージョン。
天気が悪い日の朝ごはんだったので写真が暗めですが、ねっとりした黄身とプルプルの白身の感じは伝わるかと思います。
ちょっと醤油を垂らして食べると、こりゃ美味しい。
固めだけど固まり切っていない黄身、これがチーズみたいな食感もあっていいですね。
ちなみに温泉玉子、生卵や茹で玉子よりも栄養の吸収効率が良いのだそうです。
健康の面でも、温泉玉子という食べ方は正解みたいですね。
柏屋の温泉饅頭
続きましては柏屋の饅頭。こちらは福島駅で新幹線待ちの間に、物産館で購入したものです。
こちらは日本三大饅頭のうちの1つであり、さらに温泉饅頭のルーツともされているそうです。
ミニサイズを買ったので、隣にバンテリンを置いて大きさを比較。たしかに小さめで、一口でもパクッと行けちゃうサイズ。
皮は薄めで中にはあんこがぎっしり。ただ、そのあんこは甘さ控えめで軽い味わいなので、甘いものが苦手な人でも美味しく食べられると思います。
ストイック系お土産
今回の2つはどちらもストイック系というか、昔からある変わらない名物お土産。
福島駅前の物産館には福島県中の様々なお土産お菓子が並んでいましたが、ぶっちゃけそういった中のクッキーとかケーキっぽいやつは日本中に同じようなものがあるイメージです。
それこそ仙台銘菓の萩の月、似たようなお菓子は日本中にかなりありますから。
今回の飯坂温泉旅行は、そんなお土産の中でも元祖といえるものが2種類購入できて結構ホクホクでした。
いずれも今では日本中にあるという意味では先述のクッキーなどと同じですが、阿部留商店のラヂウム玉子も柏屋の饅頭もそれらの中の始まり、オリジナルに当たるもの。しかも歴史も長いときたもんだ。
各地のお土産からも、美味しく食べながらちょっとした歴史を知ることができるのは楽しさがありますね。
今後も旅行に行く際は、せっかくだし分かる限りでそういった元祖っぽいものをお土産にしたいなあと思いました。
