心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【バー】距離感の話

今回書く「距離感」、これはむしろ近過ぎて(身体に)よくないというお話。

毎度お馴染みいつものバーで、今回はケイデンヘッドのティーニニック15年を飲みながら。甘酸っぱいフルーツ感にわずかなビター感。食後にゆっくり飲みたい一本かな。
金曜日ということもありなかなか店内は盛況。この日はマスター一人での営業ということもあって洗い物のグラスなどもちょっと滞っていますが、個人的にはそんな部分も赤裸々に見せてくれる感じも心地いいんですよね。
本気のオーセンティックバーだとそういうところを見せないのがプロだと思いますが、自分はこのお店を「日常と地続きの半歩だけ特別な場所」として楽しんでいるので、これでいい……というかこれがいいのです。

さてこちらのバー、あまりにも居心地が良すぎるためにある問題が発生していました。
長居したくなる→そうなると飲む量も増える→帰宅してから気持ち悪くなるというループが発生していたんですね。
マスターと話が盛り上がったり、さらには他のお客さんも巻き込んで話が弾んだりすると危険。最終的に5杯くらい飲んでしまって、翌日後悔することが何度か起きていたのであります。

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お酒もバーも好きですが、自分はそこまでお酒に強くないと思っています。
だけどついつい楽しくなって飲み過ぎてしまう。これは良くないですね……。


ということで対策。
当たり前の話なんですが、シンプルに一度の来店で飲む量を抑えるしか解決法はありません。
ということで、月1で一度に5杯飲んでいるところを、月2で一度につき2〜3杯にしてみようと思い立ち、それが今回のお話ですね。

今回はジンソニックと冒頭のティーニニック15年の2杯で抑えてみました。
2杯でも、というか2杯くらいだと最後まで味もしっかり堪能できます。
5杯目でももちろんウイスキーの味や香りは楽しめますが、やはりそれなりに酔っている状態でのそれです。2杯目に飲むウイスキーの味わいはもっとハッキリクッキリ分かるわけでして。

「バー」ですからね。お話を楽しむのも良いけれど、お酒の味ともちゃんと向き合いたい。そんな初心を思い出しました。
長居しすぎると帰りも遅くなり、二日酔いも相まって翌日を残念に過ごすことになります。その辺も解決できます。

やっぱり今後は、一回に飲む量は抑えようかなあと思いました。どう考えてもこの方が自分の体質に合っていますね。
お酒との付き合い方としても、バーという空間の嗜み方としても飲む量を考え直そうと思います。
「飲んでも飲まれるな」ってやつですね。基本の基本、もういい歳ですしスマートな飲み方を身に付けないといけません。


……ちなみに写真右側のボトルは漢方の五苓散。マスターも仕事柄毎日お酒を飲むので、そんな中で体調が悪い時に飲むと結構良くなるというので飲んでいるそうで。
今回「ここに来ると居心地良過ぎて飲みすぎるから、次の日ちょっと気持ち悪いんですよね〜」と言ったら帰りに五苓散を4錠くれましたよ。
帰り際、飲んでから翌日は確かに体調は一切二日酔いはなし。ただし、今回はそもそも2杯しか飲んでいないので五苓散が本当に効いているのかは謎です。