心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

仙台の冬は歩道の凍結が怖い

日本全体として今季は雪が多く、かなり大変な地域もあるようですが……。
仙台に関しては雪が降ったりはするものの、ひどく積もったりはしていません。自分は仙台という街が全国でも屈指の暮らしやすさだと思っていますが、それはこうした冬の厳しさが弱いこと、そして夏は(今は全国的にどうしようもないけど)相対的に涼しい地方であることなどを理由にしていますね。台風も東北なのであんまりこないし。

とまあ、気候的にはかなり恵まれている仙台市
冬の数少ない弱点として「中途半端に雪が降る+気温もそこまで低くない」のコンボから発生する路面の凍結があります。普通に人が滑って転ぶ、それが冬の仙台。

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雪が積もっていれば視覚的に警戒できるんですが、仙台だとうっすら積もる→日中溶ける→夜間にそれが凍る→翌朝透明で見えない氷の膜ができる……というのが多発。
さらにその上から薄く再度雪が積もると、もう完全に滑るポイントが見えなくなります。
普通に危険であり、というか実際年明けに自分も一度思いっきり滑って転んでいますし。

氷の膜の場合、雪以上に摩擦がないのか気を付けて歩いていてすら足がズルッと持っていかれる時があります。
どうすりゃいいんですかね、という。ちなみに慎重に歩くに際して普段使わない筋肉が総動員されるため、翌朝は足が筋肉痛なのはお約束。

高校生の頃にお婆ちゃん先生が用いていた、歩幅を狭くすることで着地時の前方向への運動エネルギーを減少させる歩法(個人的にはペンギン歩法と読んでいます)は確かに有効で、普段より少し歩幅を狭くするだけでもそれなりにセーフティにはなりますが。
理論的には着地の際、何かしら横方向へのエネルギーがあるから氷面に着いた時にそっちに滑るわけですからね。

仙台の冬はこれだけが本当に怖いのですね。車もスリップが危ないですが、仙台の場合歩行者もかなりスリップに気をつけないといけません。


ちなみに気をつけていてもどうしようもなかったのが、自分の年明け転倒案件。
慎重に歩いていて着地した瞬間「あっ、凍ってる。危ねえ」と思ったところで、背後から強風が吹いてきて転びました。これされたらもうどうしようもないと思うんですけど。