心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

『犬神家の一族』2種

市川崑監督の『犬神家の一族』。
昨年YouTubeにて期間限定での無料配信が行われていたので観たんです。
初めてちゃんと観て、古臭さを感じないのでなかなか驚いたものです。

公開されたのはなんと1976年。
映像はリマスター版で綺麗に修正されているものの、それ以前にそもそもシンプルにストーリーや人間模様が面白かった。

スポンサーリンク


そして年明け。
母親が録画していた『犬神家の一族』を一緒に観ました。
一度観た作品なので、母親と時系列などの確認的な会話をしながらラストまで観て……あれ?と。
どうも、自分がYouTubeで観たものとエンディングが異なります。たしか電車に乗り遅れた金田一耕助が、その電車を走って追いかけるところでスタッフロールだったはず。
それが年明けに観たものは、田んぼの間のあぜ道をのんびりと歩く金田一耕助になっていたのです。

……これは……一体?エンディングが2パターンあった?
などと思っていたら、そもそも年明けに観た方は2006年に市川崑監督自らリメイクした、別の『犬神家の一族』だったのです。

金田一耕助役が同じ石坂浩二であったこと。
そしてその石坂浩二に歳をとった感がなかったこと(すげえ!)。
市川崑監督によるセルフリメイクであったため、カメラワークなどがオリジナル版と同じ箇所が多く違和感が少なかったこと。
冷静に考えたら松嶋菜々子深田恭子が出演している時点で「そんなに昔の作品な訳がない」と気が付かないといかんのですが、どうもその辺を完全に意識外に放っておいて楽しく観てしまったというのが、ことの顛末でした。


ちなみにこの後、八つ墓村も観ました。
豊川悦司版の金田一耕助、なんだか爽やかな感じもあってなかなか新鮮でしたね。