さて、この連休は昨日記事に書いたように鎌先温泉でゆっくり過ごしてきたわけなんですが。
この絡みの話題として、宮城県と仙台市が宿泊税を導入を目指している(仙台市はつい先日条例が可決されました)お話についてちょっと書いてみたいなと。個人的なレベルではありますが、タイムリーな話題でもありますし。
日経の記事によると、1泊6000円以上の宿泊の場合に宿泊者は300円の税金を支払うことになります。
これに対して宿泊事業者からは「宿泊料金が高くなり県内宿泊者が減る」「税を徴収する事務的負担が増す」という声が上がり、反対しているということですが……。
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まあ事務的負担の方は理解できるんですが、引っかかるのは「県内宿泊者が減る」という意見の方。
これさあ、300円ぐらいで一泊旅行までする人が「前より300円多く取られるからやめよう」ってなります?少なくとも自分はならないんだけど、この感覚は自分が特殊なんでしょうか。
宿泊して旅行までする時点で、それなりの出費は覚悟しているといいますか。
つい先日の温泉旅行も、その宿泊代の他に現地までの移動費、ちょっとした観光で支払う費用、あとはコンビニで飲み物を買ったり……それなりに他の部分でもお金はかかります。
逆説的に300円の上乗せで宿泊を伴うような旅行自体をやめよう、となると感覚があまり分からないのですね。言ってしまえば、その程度の追加料金は旅行をする際に出てくるちょっとした支払いの一部程度の感覚。
今回の自分の旅行で言うと、ある程度具体的に出費をまとめると旅館の宿泊費が16500円。交通費がタクシーを使ったこともあり4500円ほど。白石で武家屋敷を見るのに入場料が200円と、出発前の朝食立ち食いそばに道中買ったペットボトル緑茶を合わせて500円くらい。
ここに300円増えることで旅行を渋るような感性の人は、そもそも根本的に旅行自体しない人なのではないかと思うんですが……。
ただ、この辺ってあくまでも「一旅行者」としての感覚でしかありません。
反対していたりする人の中には、その税金が本当に正しく良い形で使われるかが不明瞭であるだとか、それこそ政治的な思想・信条に立脚して反対している人もいそうな感じはありますね。この辺りまでいくと300円という金額に対しての問題ではなくなるので、もう分かりませんけどね。
とりあえず自分個人としては、300円取るくらいなら別に問題なくない?という感じです。政治信条関係なく考えた場合にね。