心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

やはり地名には意味があるんだなと

先日、東京でゲリラ豪雨が発生しました。
駅構内が水浸しになっている様子の写真や動画をTwitterで多数見かけましたが、改めて地名の意味を考えたり。

東京には「谷」が付く地名がいくつもありますね。渋谷、市ヶ谷、阿佐ヶ谷……。
実際にそこは地形的に「谷」であり、今回のような時には水が溜まりやすいみたいで。今回浸水してしまった駅にも「谷」の名がつく場所があったみたいですね。

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自分は東北生まれの東北育ちで、東京にも修学旅行でしか行ったことがないレベル。
そんな自分が東京と地形について知ることになったのは、ゲーム『街〜運命の交差点〜』でした。

このゲーム内のストーリーの一つ「七曜会」では、なんとなく生きている大学生の主人公が、ある日ネズミ購の組織に巻き込まれてしまい……といった感じのエピソード。
この中でそのネズミ購組織である七曜会のリーダーが、東京という街と「7」という数字の話をします。
東京には7つの坂があり、7つの谷があり……みたいな感じですね。……渋谷が舞台の話だったから、東京というより渋谷の話だったかもしれません。
例えば坂なら道玄坂や神楽坂でしょうか。谷は前述のように、市ヶ谷とか。渋谷もまさに谷ですね。
そこに「7つの曜日」とか「黙示録の天使の7つのラッパ」とかの宗教的な箔も組み合わせて、東京で暗躍する七曜会という組織の権威付けをしていた……的なお話。結局色々な人と交流することで成長した主人公によって論破されてしまい、七曜会のリーダーの心が折れて……という感じです。


とまあそんな、個人的な東京知識を得た話は置いておいて。
東京、というより日本の地名って結構わかりやすいところも多いよなあと改めて思ったわけです。

「谷」がつく場所はそのままなので、今回のように大雨が降ったりすると水が溜まりやすい。
仙台だと、自分はあまり詳しくありませんが新田という地区は地盤が弱いという話も聞きます。地名から察するに、かつて田んぼだった場所を都市として開発したのかな。地盤の弱さというのも、そもそもが田んぼだったから……と考えると多少説明ができそうな気がします。


引っ越す際は、地名もちゃんと見るのは良いヒントになるというか、地味ながら大事かもしれません。
最近本当に地震も多いし、台風や大雨もあります。そもそも日本は災害の多い国ですから、それが地名という形で歴史的に残っているところも多いと思いますから。