先日、仕事終わりに仙台駅の立ち食いそば「立ちそば処 杜」に立ち寄りまして。
軽く店内を見回すと、空いていていい感じ。さっそく食券を買い、瞬足で出来上がったざるそばを堪能していたわけです。
そうしている続々とお客さんが入ってきます。
注文していくのは、かけそば、かき揚げそば……。
「冷やし」という単語が一切聞こえないまま、5人ほどが続々と食券を店員さんに渡していく。
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一足早く食べ終わり、退店際に何気なく店内を見回すと、やはり後から来たお客さんが全員温かいそばを食べていました。ちょいちょい食べる立ち食いそばだから、器ですぐ分かります。
これを見てちょっと異空間、感じましたよね。
この日もまだまだ暑い日で、最高気温は30度を超えていました。仕事終わりに駅に向かう途中も「今日も暑いなぁ……」と自分は思いながら歩いていたから、温かいそばを食べるという選択肢が自分の中で一切なかったのです。
そこにきて、後から来たお客さんが全員温かいそばを頼むもんだからちょっと混乱してしまいました。
これはあれかなあ。新幹線とかの、空調がちゃんと効いていた場所から来たお客さんたちだったってことなのか。ずっとエアコンの効いた室内にいたなら、その後で温かいそばを食べたくなるのも分かります。身体が冷えてたら、むしろ温かいそば食べたくなるもんなあ。
とはいえ5人入ってきて全員温かい注文でちょっとびっくり。
たまに街中にある「そばの神田」で食べたりもしますが、やはり暑い時期は冷たいメニューが圧倒的に注文されている印象があります。
この辺は駅ナカ、改札のすぐ隣にあるどころか改札内からでも食べられるという立地ならではなんでしょうかね。電車や新幹線から、駅の外に出ることなく直接アクセスできる立ち食いそばだからこその注文傾向なのかもしれません。