心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

光る君へ 第19回「放たれた矢」感想

ようやく藤原道長が実権を握ることになり、そういう意味では本編がようやく開始……でしょうか。

一方で今回のお話に関して言うと、しばらくぶりの花山法皇の登場で盛り上がりそう。
なんかあれですね、兼家が世を去ってから物語がガンガン進みますね。

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右大臣・道長が誕生。
道長、真の意味で政治家ですね。関白になってしまうと、自分が政の論議に参加できない。
直接議論を交えながら天皇の目指す政を為すためには、逆説的に関白に昇進してはならない。
なんですかね。これだけ聞くと、システム的には関白が割と意味がない気がします。もちろん下から上がってきた内容を突っぱねる力はあるんでしょうけどね。

まひろさんはというと、政治書の書写に夢中。
一方手紙が到着。さわさんが婿を取りました。うーん、この感じだとまひろさんは結婚するみたいな気持ちは全然なさそう。

いやはや、伊周くんすっかりクズ人間になってて見ていられませんねこれは……。
こうなると、最終的に道長を右大臣に任命した帝の慧眼が光る!

道長、こうやって物語を外側から観ていると超絶優秀政治家ですが、こういう公明正大な人間は敵も増えるんだよなあ……。
行成を使っての裏の諜報活動が早速発動してますね。公明正大ではあるけど、こういう裏工作もちゃんと使うスタイル。強かですね。

今回は道長の政治改革編って感じですね。
表ではしっかり政治をしつつ、今回のドラマの持ち味である政争もバチバチに描かれていて面白いな今週。
工作員の使い方上手いねえ道長……。この辺は道長は仲間になった人間からはすげえ信頼されていることの証明ですわね。
とりあえず工作成功!伊周が再び陣の定めに現れました。ここで出てきちゃうあたりが伊周の若さよな。どう考えても裏がありそうな話じゃんよ。

今のところはまひろと道長を繋ぐ線になるのが清少納言という状態ね。
前回チラッと出てきた、宋の国の科挙システムはまひろにとっては理想の社会なんですかね。
おっと……清少納言がなんとかしてくれて、あっさり中宮様と会えてしまうまひろである。
あとこういう女社会を描く度に出てきますが、イジメが陰湿すぎるよね。大奥とかもそうですけど。これは清少納言的には「言いたいことがあるなら堂々とツラ合わせて言ってこいや!!」という感じでしょうか。

中宮と対面できたところに、帝まで現れるという。
いくらドラマとはいえ、帝に対して宋の科挙のシステムを説いて、日本にも取り入れて欲しいと直談判するのはやり過ぎやろ……。さらにそこに伊周も登場。いや、このシーンだけで色々詰め込みすぎですよこれ。
分かりやすく伊周が論理の破綻した話をし始めていてますね。帝との会話の全てが「皇子を作れ」で帰結しているのが気持ち悪いわ。

「何かせねば、何も変わりません」
まひろが父に発したこの言葉、ドラマ内ではさらっと出てきたけどシンプルにいい言葉ですね。

道長絶句。
そもそも(帝とまひろが直接会ったのか!?)って感じでしょうね。どういうルートで接触したんだよこれっていう。
これに触発されたのか、道長がまひろの父・為時を昇進させます。帝の「あの女が男なら取り立てたい」って言葉は効いたかもしれませんね。
父を昇進させると、その流れで娘のまひろを宮中に取り立てやすくなると、そういう話かな。

おっ……始まるか?まさか花山法皇が来ているとは思わんよな、知らなければ。
軽い気持ちで矢を放つ隆家。なんとその矢のターゲットは花山天皇
「脅しただけだ」とか言ってるけど、なんの躊躇いもなく矢を撃ち込んでしまうその精神性がイカれてると思うんですけど、隆家。
ともあれ始まってしまいましたか、長徳の変


次回「望みの先に」。
伊周失脚編が始まる一方で、中宮中宮で自分の兄だし伊周の命乞いか。
ちょっとコメディっぽいパートの気配もありましたが、どういう味付けをしてくるのか楽しみです。
……花山法皇、出番は今回のアレでほとんど終わりなのかな?